Roamers Lifeという生き方

国を超えて多拠点生活を目指す奮闘記

The Journey~自分の生き方をつくる原体験の旅~

The Journey

The Journey 自分の生き方をつくる原体験の旅

The Journey 自分の生き方をつくる原体験の旅

 

 The Journeyを読み終えました。

旅には十人十色あり、旅をすることで今まで見えなかったものが見えるようになったり、自分の今を振り返ることができることを改めて感じられる本でした。

今回は、本の感想ではなく、僕自身のThe Journeyを書きます。

 

 

原体験の旅00

千葉恵介 20歳

 

今この瞬間を生きる旅

 

起業家

「今この瞬間を生きる」というのは言葉にすれば簡単だけど、実際やってみると難しい。1分とか1時間とかなら時計を見れば体感値が湧くけど、1秒1秒って当たり前のように流れている時間だから感じ取りにくい。

だけど、旅先でのかけがえのない時間は、1秒1秒噛み締めながら味わうことができる。旅は、僕の五感を刺激し第六感を引き出してくれる。

 

aLIFE

15歳 初めての一人旅でシンガポール

18歳 高校3年でiPhoneアプリ企業を立ち上げる

19歳 ヨーロッパ22カ国着物完全制覇の旅でYouTuberデビュー

20歳 「旅するように生きる」人向けのコミュニティサービス事業を始める

 

旅の原体験は愛・地球博だったかも

The Journeyを読みながら、僕にとっての旅の原体験はなんなのか?を考えてみた。小学校の頃から家の裏山を登ったり、家から15キロ先のおばあちゃんの家に兄貴と二人で歩いたり。小さい頃から、家族旅行で沖縄や北海道に連れていってもらったり。旅とは触れ合ってきたことに間違いはない。

だけど、原体験と言えるほどの記憶ではない気がした。。。

そんな時、2005年の愛・地球博を思い出した。僕は、その時9歳。小学4年生だった。この頃から、視野が日本から世界に広がっていた気がした。

岐阜市に生まれ、愛知県長久手市にある万博会場に行くのに近くはないのにも関わらず、父親を説得し、何度も通った。7回もである。

なんでそこまで、僕は愛知万博に魅了されていたのか?今でも不思議だ。

だけど、確かなことはまさに愛知万博は僕にとっての旅であったのだ。パビリオン毎に装飾も香りも人種も違う。

日本という慣れ親しんだ場所にいるのに、異国にいるような雰囲気が漂っていた万博会場は、小学生だった僕にとっては海外そのものだった。

今でも鮮明に覚えているのは、ヨルダン館の死海の展示だ。なぜ、体が浮いているのかというのがあまりにも衝撃的だったのだと思う。

この愛知万博は、小学生だった僕の好奇心をくすぐり、世界は面白いんだということを伝えてくれていたのだと思う。

 

10代最後に武勇伝を作る

ヨーロッパ22カ国を着物で回るというのは、「水曜どうでしょう」のヨーロッパ21カ国完全制覇の企画を超えてやると思いやったものだ。

元々は、ビフォアーサンライズという映画を見ていた時にふとヨーロッパって電車で移動できるじゃんって気がついたのがきっかけ。

keisuke-chiba.hateblo.jp

 友達に「旅行かね?」とLINEしたら即決定して始まったものだった。初めは、YouTuberになることも考えてすらいなかったけど、人からやって見なよ。と言われ、おもしろそうと思って取り入れたり、着物も冗談を鵜呑みにして旅にでた。

一生で最後の10代なんだから馬鹿げたことして、武勇伝として語れるようになりたいと単純に思っていたから、着物もYouTubeも即決で実行した。

 

素敵な出会いと経験をしたヨーロッパ着物旅

初日からヨーロッパって多様性のあるところだなと思わされた。ロンドンが出発点だったこともあり、空港から着物をきて街に繰り出した。誰からも声をかけられない。想像では、ちやほやされ人気者になるつもりだったのに、失笑している人、見て見ぬ振りをする人、無表情の人などあんまり歓迎されているかんじではなかった。

本当にヨーロッパって多様性があるから、民族衣装の一部として着物も見られるから当たり前なんだ。と初日から痛感した。

 

旅の中盤にパリに行った。お金もなかった僕らは、パリの大衆食堂でご飯を食べていると、隣にいたカップルから「着物かっこいいね」と声をかけてもらった。

それから、「なんで旅しているのか?」「どこに行ったのか?」「日本で何しているのか?」など色々話した。

その会話の中で衝撃的だったのが、「君たち汚染されてないの?」「福島大丈夫?」という話だった。日本では、原発の話がメディアで騒がれなくなっていたのに、フランスでは「福島やばいよ」「君たち被曝してるんじゃないの?」ということを言われ認識の違いに愕然とした。今尚、原発問題は解決していないのに、日本人は安心しきっている事実。この平和ボケを自分もしていたことに気付かされた。

このフランス人カップルは素敵な方で、夜のパリの街を色々案内してくれ、夜中12時まで一緒に楽しく過ごしました。翌日のピクニックにも誘ってくれ、友人の輪に僕たちを招いてくれ、出会いの多いパリ旅にしてくれた。

 

旅の終盤、スロバキアの首都ブラチスラバでレストランを探すために旧市街をうろうろしていたら、後ろで手を振っている日本人カップルを発見した。声をかけると、「ここのワイン美味しいから一緒に飲みましょ!」と言ってくれた。

60代のカップルで、色々お話を聞いていると、事実婚のような感じらしい。女性の方は、日本人女性初のバックパッカー世代でアジアを中心に回っていたらしい。男性の方は、学生運動が大学で起きて、マルクス主義で日本で騒いでいる時に、マルクス主義をこの目で見たいとシベリア鉄道に乗って東ドイツを訪れるというあの時代では考えられないような旅をしていた人だったのだ。

この方々から色々話を聞いていると、その男性は我々が何気なく当たり前のように使っているバーコードリーダーを世界で初めて製品化した会社の社長だったのだ。ユダヤ人から訴訟を受け、裁判所で戦ったこと。日本政府とも裁判で戦ったことがあるなど普段では絶対に出会えない人と出会い、6時間ぐらいたっぷりお話をさせてもらった。

 この二人もアメリカを拠点としながら、世界中を旅しながら生きていて、年間で1週間程度しか日本に帰ってこないそうだ。

日本で会おうと思ったら、なかなか会えない人に旅先でふらっと会えてしまう。

自分が「旅するように生きる」ライフスタイルを実現させたいと考えていたら、実践者に声をかけられた。後から考えれば、偶然ではなく必然であり、自分の思考がそうさせたのだと思えて来た。

 

「旅するように生きる」ライフスタイルをもっと実現可能にしたい

旅は、僕の好奇心をくすぐり、今まで出てこなかった発想を生み出し、力を与えてくれている。そんな旅を一生し続けながら生きて生きた。まさに、旅するように生きる生き方である。

でも、世界中に自分の家を持つことはできない。2拠点持つだけでも辛い。学生である僕には、1拠点の家賃すら払えないという不甲斐なさを感じていた。その家賃の問題とヨーロッパを1ヶ月間転々としていた経験が合わさり、「旅するように生きる」人たち向けの多拠点生活シェアハウスを月額定額でやればいいじゃんというアイデアが浮かんだ。

このアイデアを不動産のHOME'Sを運営するNEXT(現LIFULL)のビジネスコンテストに応募して、5ヶ月間アイデアをブラッシュアップした結果、悔しくも最優秀賞は取ることはできなかったが、入賞することができた。

この入賞をきっかけに、自信がつきよりアイデアをブラッシュアップして、今は新たなステージで事業に磨きをかけている。(今年の末にはリリースしたいと意気込んでいる笑)

全ての出発点には旅があって、旅がきっかけで新たなアイデアが生まれ、それを実現させながら旅をする。

人生の全てのところに「旅」があるような気がする。

全ての国や地域で見る景色、匂い、湿度、空気感、音の全てが違い、言葉では説明できないような感覚が研ぎ澄まされる経験を今までして来た。

人間が定住したことで失った野生的な感覚を取り戻せるのが「旅」なのだと思う。そして、世の中が加速度的に変化している時代だからこそ、野生的な感覚が重要な時代なのだと思う。

その野生的な感覚こそ「今この瞬間を生きる」ということではないか。

明日死ぬかもしれない。今という時間は、二度とやってこないという感覚を持つことで、人間らしく生きられるのではないか。

これは悲観的なのではない。むしろ楽観的だと思う。喜怒哀楽全て揃って人間。この感性を大事にして、悲しいことも楽しいことも怒りも全て受け入れ、体感できる人間って素晴らしいし楽しい。

「生きてる!」って感覚を大切にしてこれからも生きて生きたい。

 

 

 

The Journey 自分の生き方をつくる原体験の旅

The Journey 自分の生き方をつくる原体験の旅