Roamers Lifeという生き方

エストニアをベースに無拠点生活を目指す奮闘記

Facebookまとめ〜仮想通貨と〇〇経済編〜

今まで、Facebookで普段考えていることを投稿をしてきましたが、全て流れて行ってしまうので、自分でまとめようかなと思いました。

前回の人生哲学編はこちらです。

keisuke-chiba.hateblo.jp

  

今回は仮想通貨やブロックチェーン、資本主義など未来社会についてのFacebook投稿をまとめていきます!

 

 

 ブロックチェーン革命について 

 僕が、ブロックチェーンについて考え始め、国家の枠組みを疑い始めたのは結構最近の出来事だったんです。

今まで、言語化できなかったモヤモヤがブロックチェーンによって表現できるようになりました。

 

リバタリアンの価値観を知る

 資本主義を推進した、アメリカのお話。リバタリアンの価値観や考え方を学びました。

 

 

ブロックチェーン勉強会に参加

世界が変わろうとしている先端時期にこのブロックチェーンの本質を考えられていることに感動しています。

インターネット黎明期と同じ流れです。

 

 法人化すら必要なくなる

今でも葛藤し続けて、問い続けているのが「法人化」の有無です。これから、分散型でもプロジェクトベースで働き、オープンソースで開発が行われるようになりますが、その時に、法人という組織を作る必要があるのかは考える必要がある問いです。

エストニアで起業しましたが、個人的な理由としてはEUの"在留許可(ビザ)"が欲しかったというのがもっとも大きな理由でした。

 組織化しないでプロジェクト単位でも事業が成立する時代なので、法人化しないほうがもしかしたらいいのかもしれません。

 

価値観で繋がる仮想国家の時代

 持続的な社会を作るためには、民族や人種で区切るのではなく、価値観で繋がる共同体の方がいいのではないでしょうか?

 

「お金」ってなんでしょうか

 この記事の中では、物々交換では不便だったから貨幣を使うようになった。とありますが、実際は物々交換は存在しないという話があります。

貨幣経済の前は、贈与経済です。お互いの贈与を台帳に記録しあい、取引を行なっていたわけです。

 

中央集権の弊害

中央集権によって、個人の情報を使って企業がマネタイズする時代になりました。その恩恵として、無料で様々なインターネットサービスが使えるわけですが、時として自分のデータを勝手に利用されるということも起きます。

ブロックチェーンによって、個人情報を個人の手に帰属させ、企業から個人がマネタイズできる時代がくるかもしれません。

そこで得たお金を使って、GoogleFacebookのサービスを利用するというのであれば、個人のプライバシーを個人に委ねることができます。

 

 

すべて宗教です

仮想通貨に限らず、世の中のすべてのものが宗教でできています。例えば、日本銀行券もそうです。なぜ、我々はどこにでもあるような紙を交換しあい、時に紙ペラを奪うために殺し合います。これは、お金崇拝をするお金教と言えるのではないでしょうか? 
また、国家もそうです。なぜ、我々は国家が定める憲法や法律に従うのでしょうか。自然の法則でもない人間が勝手に決めつけたルールだったり、土地だったりするわけです。

これも国家を崇拝する国家教ではないでしょうか。

 

テクノロジーによって資本主義が終わるという皮肉

 テクノロジーの進歩は、資本主義があってこそ生まれました。イノベーションを起こすにはそれなりの時間と労力がいるわけですが、それに投資をする事で生まれます。

しかし、そのイノベーションによって限界費用が0になり、コストを回収することができないため、資本主義の論理を破壊します。

資本主義によって生まれたテクノロジーによって資本主義が滅びるという皮肉が起きようとしています。

シュンペーターは言いました。「資本主義はその成功によって滅びる」と。 

 

シェアエコは死んだ

 シェアリングエコノミーは、贈与経済のような仕組みで動いていたにも関わらず、大きな資本が入り、資本主義的アプローチに変わったことで、本来あるべきシェアリングエコノミーは死んでしまいました。

C2Cという建前ですが、企業の搾取によって成り立つシステムです。シェアリングエコノミー×ブロックチェーンによって、本来のシェアエコに戻さないといけません。

 

贈与経済(ギフトエコノミー)の再来

 これからは精神社会の時代です。物質の豊かさを求めるなら資本主義でよかったですが、心の豊かさを求めるる経済は、資本主義では実現できません。

心の豊かさを追求する経済は、贈与経済のような思いやりや感謝で成り立つ経済を創らねばいけないのです。

 

 

ビットコイントロイの木馬

 中央集権組織に入りこむビットコイン。仮想通貨やブロックチェーンの本質に人々が気づいた時に、革命は起きます。

その時にパラダイムシフトが起きるのではないかと考えています。つまり、今までは、国家や銀行、企業という中央で集中管理することが当たり前でしたが、互いの相互監視の中で、分散管理したほうが、効率的だし信頼性もあるということが知れ渡ると、国家も銀行も企業もいらなくなり、世の中の根底がガラリと180度変わります。

これがパラダイムシフトです。

 

目に見えない資本の重要性

目に見えない資本が90%以上を占めています。我々は、目に見えるほんの僅かな資本を貨幣で交換しあっていました。そして、その資本を持つものを評価し、崇めていたわけです。

しかし、社会関係資本のような目に見えない資本の方が重要であるという話です。

 

 

恐怖の評価経済

評価経済というキーワードは、社会が作り出す理想像にすべての人がならないと生きていけないという危険性をはらんでいます。

「評価が2.0だからあいつは信用できない。」 「評価4.5だから信用できる」というのは気持ちが悪い。なぜなら、人を数字で判断するという血の通わない判断だからです。

そして、十人十色であり、一人十色の現未来において、一人の理想像にすべての人をあてはめるのは息苦しい社会である。

互いを認め合い、受け入れあう多様な経済指標として感謝経済のような経済がないと、しんどい社会になるのではないかと危惧しています。

 

 

見習うべきは先住民族の価値観

 ニュージーランド先住民のマオリ族では"MANA"という徳積みで経済が回っていたようです。

僕が考えている仮想通貨のあり方に似ている価値観は、時代の寄り戻しなのだと感じました。

 

 

 等価交換でなくて良いが返礼は必要

 贈与経済においては、等価交換である必要はありません。必要な人に必要なものを渡し、必要なものをもらうことで回る経済です。

そのためには、相手が欲しているものを察知する必要があり、それは普段からコミュニケーションを取る必要があります。

つまり、人とコミュニケーションをとり、コミュニティに貢献しないと生きていけないのが贈与経済です。

そのことにより、人の温もりを感じ、温もりを与えることができる心が豊かになる社会を創ることができます。

 

パラダイムシフトはすでに起きているかもしれない

 頭の思考をガラリと変えなければ、パラダイムシフトが起きていても気がつきません。

従来型の価値観や考え方で、仮想通貨を見ていても投資案件としか見えないでしょう。仮想通貨の革新を見過ごさないためには、頭の中をパラダイムシフトさせましょう。

 

時間どろぼうというディストピア

 サービスが始まる前のタイムバンクの佐藤さんのブログを読んでいて、とても共感できるところがありました。しかし、いざサービスを見てみると、時間と法定通貨を交換するというミヒャエル・エンデの「モモ」で登場する時間泥棒のようなサービスでした。

矛盾の多い人間の感情を数値化し単純化することはできないのに、定量的に判断できると信じ数値化しますが、99%の感情を削ぎ落とし、1%の評価を提示します。これではなんの意味もありません。

人間の時間から感情まで全てを市場経済に投入し、売買できるようになる時代はディストピアでしかないです。

 

 

諸悪の根源は国家ではなく銀行

 国は国債を発行し、銀行から借金をします。その借金に利子をつけて銀行に返します。

銀行は、儲かるためなら戦争だって行います。でも自分が戦うと被害を受けるので、国家を焚き付けて戦争を起こします。そして、儲かるためなら相手にも武器を売りつけます。

そして、最新兵器に投資をしているので、その武器が売れるたびに、配当が得られます。

具体的な例としては、みずほ銀行三菱UFJなどの銀行は無差別殺人兵器であるクラスター爆弾に投資していました。その投資に使われるお金は我々民間人の預金です。

つまり、我々も戦争に加担していることになるわけです。

いくら平和を訴えても、偽善者でしかありません。平和を訴えたいのなら、経済成長のためなら手段を選ばないという資本主義に一石を投じる必要があります。そして、儲けのためならなんでもする銀行には預金もローンもしないという行動が必要です。

 

 

お金を稼ぐことは悪いことではない。しかし....

 この例は、健全な資本主義です。しかし、金融資本主義で行われているのは、実体がない数字を1秒間に何万回も動かすことでお金儲けをしています。

実体価値を産まない、架空上の取引で得られたお金が、実体価値を産んだ取引で得られたいお金と同じ価値として交換されていることで、貧富の差が生まれているわけです。

 

 

 NHKすげー

 「エンデの遺言」を見てない人は絶対見たほうがいいです。

 

 

趣味で繋がる経済圏

ここにも創作価値が盛り込まれてます。

働くことが娯楽の時代です。

 

 

 戦争も貧困も資本主義の副作用

 

法定通貨バブル崩壊が始まった

ビットコインバブル崩壊が起きるのではないかと騒がれていますが、本当に起きるのは、法定通貨バブル崩壊です。

日本円を含め実体経済以上に膨れ上がった流通通貨が崩壊するのはもうすぐなのではないでしょうか。

 

 

まとめ 

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贈与経済という経済は、本来貨幣よりも前に行われていました。そして、現在も行われています。それは、自然からの贈与で我々は生きていられるのです。日光も雨も空気も全て自然贈与です。

人間間でも贈与経済は成り立っています。それは、家族間です。子供からお金をもらって育児をする親はいません。もししているなら、虐待と言われてしまいます。

人間の感情を物質から剥ぎ取りモノの価値のみをお金で取引をするという貨幣経済が生まれたのは、人類史で見れば最近の出来事です。

モノから人間の感情を分離させて取引をしているので、どれだけお金を持ってもモノを買っても心が満たされるわけがありません。

心を満たすためには、贈与経済でなければいけません。

僕は、共感や思いやりから生まれる「ありがとう」によって成り立つ経済を感謝経済と名ずけました。

それを不特定多数で実験するのは難しいので、感謝経済に共感し、世界中でゲリラ部隊のように力を発揮するデジタルノマドを対象として感謝経済を実践しています。