Roamers Lifeという生き方

エストニアをベースに無拠点生活を目指す奮闘記

感謝経済(Thanks Economy)について

感謝経済とは

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感謝経済とは、「ありがとう」(感謝)で成り立つ経済のことです。既存の言葉で言い換えれば、ギフトエコノミー(贈与経済)、ペイフォワード(恩送り)という概念と置き換えることもできます。

 

僕らは、感謝経済によって資本主義0.0(資本主義の原点回帰)を目指しています。

資本主義が、現状を否定し成長する経済であるならば、感謝経済は、現状を肯定し満足する経済です。
言い換えると、「足るを知る経済」と言えます。

 

金融資本主義の限界

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従来の金融資本主義では、満たされることのない無限の欲望をコマーシャリズムによって掻き立て、必死にその欲望を満たそうとお金を稼ぎ、モノを消費することで経済を発展させてきました。

GDPを指標とする経済成長を目指すあまり、人々が""という時間を犠牲にして、数字を稼ぎ、欲望を満たそうと消費を続け、世間が作り出した虚像な”幸せ”を目指したことで人々が疲弊していきました。

そのことに端を発したのが、ヒッピーカルチャーやミニマリズムです。

現在でも、ポスト資本主義を目指す活動家やオフグリッドで新たな経済圏を作ろうとする人たちが世界中にいます。

 

時代の変容

20世紀中盤までは、衛生面、健康面の十分な環境が整っていなかったため、生産活動が盛んに行われてきました。
しかし、20世紀後半からモノの豊かさの時代から心の豊かさの時代へと移行している中、21世紀の今日でも未だにモノの豊かさを示すGDPを最大の指標としています。

これでは、21世紀を生きる人々の価値観と経済のあり方が大きく乖離してしまいます。

国家のような大きなコミュニティが変革を行うには、長い時間がかかることは事実です。
国家という大きな単位では、数十年という長い時間をかけながらゆっくり変化していくことしかできません。


僕らは、国や社会を”変える”のではなく、自らの手で社会を”創る”ほうが早いのではないかという結論に至りました。

 

"みんな"で創る経済

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資本主義も社会主義共産主義貨幣経済も全て"エリート"と呼ばれる人たちの手によってトップダウン式にルールが創られ、人々に押し付けられてきました。

感謝経済は、ボトムアップ式のみんなで創る経済を目指し試行錯誤をしながら育てていこうと考えています。

このボトムアップ式の経済が実現できるのもインターネットやブロックチェーンのようなテクノロジーのお陰です。先人たちが、「世界を良くしよう」と命を燃やして創りあげてくれたこの結晶を新たなフェーズに持っていくために、僕は命を掛けています。

 

まだこの世に生まれていない次世代が地球という星で幸せに暮らせる世を創るために感謝経済を創りたいです。

 

もし、共感いただける方がいたらぜひ一緒に創りましょう!

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