Facebookまとめ〜エストニア編〜
今まで、Facebookで普段考えていることを投稿をしてきましたが、全て流れて行ってしまうので、自分でまとめようかなと思いました。
今回は、エストニアの投稿についてまとめます。
初めてのエストニア訪問
2016年9月に初めてのエストニア訪問をしました。
この時に、ESTLANDINGの砂川さんにタリン市内を案内してもらいながら、エストニアの歴史やIT先進国エストニアの実情を色々と教えていただきました!
エストニアの宅配サービスについて
e-Residencyにまつわる話
エストニアとBitnation連携で化学反応が起きそう
仮想国家であるBitnationとエストニアが連携したことで、領土を必要としない価値観で繋がる国家が増えそうな予感がします。
人種も地域も関係なく、同じような思想で繋がる国家がこれからの時代には当たり前になるでしょう。
オンラインで口座開設
フィンランドのHolviを使えば、オンラインでエストニア法人の銀行口座が作れます。注意点は、企業から出資を受けている会社の法人口座はHolviでは作れないことです。
e-Residencyは利用ではなく"活用"すべき
e-residencyで法人を作ったり銀行口座を作ったりという利用方法に注目されがちですが、e-residencyで「何ができる」ではなくe-residencyを使って「何をするのか」 が大切です。せっかくエストニアで企業するなら、e-residencyを活用した事業をしなくては!
税理士・会計士はいらない
エストニアでは、法人の税理士・会計士以外は廃業しました。
人口が少ない分、テクノロジーで補うことができる労働はすべてテクノロジーで補てんさせることを考えているからです。
日本とは真逆の思考法です。日本も見習うべきです。
注目のエストニア企業
注目すべきエストニア企業をまとめました。
エストニアはオープンな国
エストニアの情報は、サイトでほとんど公開されています。しかもこのサイトのUIの美しさは行政のホームページとは思えないほどです。
洗練されたデザインとUIには感動しました。
国境を持つ国家が国境なき国家を目指す
世界初のestcoinで国家ICO
欧州中央銀行のトップから「EUの通貨は、ユーロのみ。自国通貨を作ることは許さない」という発言がありましたが、エストニアとしては通貨を作るとは言っていないので、現在も計画を進行中のようです。通貨という形ではない方法でICOをしていくようです。
租税条約締結により二重課税回避
日本政府とエストニア政府が租税条約を締結したので、今後二重課税が無くなります。
今まで、租税条約がなかったことが驚きですが。
2回目のエストニア渡航を終えて
エストニアの写真やプレゼンシートがダウンロードできる
ここまでオープンにする国家見たことがありません。
エストニアイベントに登壇しました
ハロウィンの中たくさんの方が来ていただきました!!
エストニアでの法人手続きを無料公開
e-residencyによるエストニア法人化の手続きでマージンを取るのも如何なものかと思ったので、無料で公開しました。
エストニア政府がオープンで公開していますし、エストニアでの起業を促進するためにも、無料にすべきと判断したので無料で手続きを公開しています。
Mac Funでも取り上げられました
ついに国民IDがアプリ化
e-residency保有者もスマートIDは使うことができます。まだ使えるサービスは少ないですが、e-residencyを持ち歩く必要がなくなるので超便利です。
4回目のエストニアイベントに登壇しました
述べ300人近くの人にエストニアと仮想国家の可能性について話すことができました。
Mac Fun1月号にも掲載されました
まとめ
エストニアを知ったのは、2016年の初め頃です。それまでは、エストニアという国すら知りませんでした。それから、エストニアの情報を集め、現地に行き、情報を発信していたら、いつの間にかイベントで登壇するようになりました。そして、話題を呼び、300人の人たちに話すようにまでなりました。
また、Mac Funにも取り上げてもらうことができ、さらに多くの人たちにエストニアの情報を発信することができました。
エストニアは、一つのツールでしかありません。目的ではないのです。エストニの人口アは130万人しかいないため市場と呼べません。
エストニアをハブとして、世界中に影響力を発揮しなければ意味がありません。
デジタルノマドのハブとしても機能していて、仮想国家として日本の30年先を進んできるエストニアを舞台に感謝経済エコシステムを世界中で展開して行きたいです。
2017年ありがとうございました!
今日は、大晦日ですね。
なんだか今年は、「年末!」って感じがしないです。なぜだか。
年末気分を誘発するために、2017年を振り返ります。
アルジャジーラで世界デビュー
中東のテレビ番組のアルジャジーラで「日本の成人の日」の特集をしたいということで、僕がインタビューを受けることになりました。
自分でも驚きですが、新成人だったんですね笑
今年はこうして幕を開けました。
ビジネスコンテスト最年少入賞
人生で初めてのビジネスコンテストに出場し、入賞させていただきました。
簡単にアイデアを紹介すると、多拠点生活をするデジタルノマドたちのシェアハウスを提供するという内容です。
不動産のHOME'Sを運営するネクスト(現LIFULL)主催ということもあり、シェアハウス事業というのも評価されました。
また、月額定額で複数拠点に自由に行き来できるというところも新しく、評価されました。
ビジコン終了後、LIFULLの役員の方々に事業のブラッシュアップをしていただきました。ビジネスとしてスケールさせるためにご指導いただきました。
多拠点シェアハウスをやるにしても、複数拠点作らねば実現できないなど、高い障壁がいくつかあったので、現在はアイデアをピボットし、デジタルノマドのコミュニティを創ることにシフトしています。
人生は無駄である
今も変わらず「人生は無駄」だと考えています。
この"無駄"を突き詰めると、”余白”です。
特に、経済合理性の上で判断される"無駄"への対抗です。
我々は、”お金のために”生まれてきたのだろうか?
旅行は無駄。ご褒美は無駄。お酒は無駄。タバコは無駄。
口を動かす暇があるなら、手を動かせ。身も蓋もない話に価値はない。
などなど。
それで本当に楽しいでしょうか。考え方は人それぞれなので、否定はしませんが、僕は、全く楽しくないです。
気の合う友達とビールを飲みながら、しょうもない話をしている時、お腹を抱えて死ぬほど笑っているときに幸せを感じます。
経済合理性で考えたら、無駄と思えることを思う存分やるこれこそが人生だと思います。
これは、私欲を満たすことだけの話ではありません。利他でも通ずると思います。
僕は今、共感や思いやりから生まれる「ありがとう」で成り立つ感謝経済という経済を提唱し、実践しています。これは、ポスト資本主義というよりも資本主義0.0としての原点回帰です。行き過ぎた金融資本主義からの脱却という意味で活動しています。
これも、ある意味では「無駄」です。
なぜなら、お金にならないからです。下手したら、命だって狙われるかもしれません。影響力が出てきたら、共謀罪で逮捕だってありうるでしょう。
世間が"お金"が全てと決めているのなら、感謝経済は無意味です。
しかし、僕は充実しています。なぜなら、感謝経済に共感し、一緒に命をかけて感謝経済を進めてくれる仲間がまだ少ないですがいます。
そんな、仲間と一緒に事業ができることに感謝し、感動すら覚えます。
経済合理性ではない力によって突き動かされています。
人生の価値は、経済合理性では判断できません。
もし、経済合理性を一番とするなら感情を持たないロボットと一緒です。
4月から大学を休学
休学した理由は、デジタルノマドとして、一年間旅するように生きるためです。
実際、今年は8カ国を旅しながら仕事をしていました。
8カ国を旅しながら生きたことで、アイデアが洗練され、世界のデジタルノマドとも繋がることができました。しかも、世界のデジタルノマドが感謝経済(Thanks Economy)に共感してくれました。
本当に休学してよかったなと思うばかりです。
海外だけでなく国内も!
今年は、国内も行きました。
5月には、神戸、加古川、奈良、京都の5カ所を回りました。
6月はロンドンとミラノへ
旅はいつもワクワクします。
旅先で、少年時代の友人と会えるというなんという奇跡。
本当に楽しかったです。
そして、翌週は台湾です。
6月、7月は"The Tabi"という感じでした。
ついにe-residency取得
8月についにエストニアのe-residencyを取得しました。
多拠点から無拠点へ
Living Anywhereに招待していただき、北海道の南富良野に行きました。
北海道の自然の中で、無限に拠点を持つという無拠点生活に行き着きました。
いやー本当に素晴らしい体験ができて感謝です。
憧れの大輔さんが兄貴になった10月
高校3年の時に、サムライインキュベーターのイベントで大輔さんが登壇していた時に、初めて名刺交換しました。
それから、3年経ち大輔さん主催のオンラインサロンのイベントで再開し、大輔さんも僕のことを覚えてくれていました。
その後、一緒にエストニアで旅ができるとは思ってもいませんでした。
本当に、ご縁だなと思うばかりです。本当にありがとうございます。
今では、会社のアドバイザーとしてもご協力いただいています。
エストニアイベントへの登壇
10月31日にエストニアイベントに登壇しました。
今まで、オンライン/オフライン問わずエストニアについて発信し続けていたこともあり、BETTARA STAND日本橋で登壇しました。
イベント公開後2日で、増席分全て完売し、キャンセル待ち30人以上でした。
これだけ、関心を持っていただけたこと嬉しく思います。その後、11月にも開催し、計4回述べ300名近くの方々にエストニアについてお話しすることができました。
エストニアで起業
11月3日に、Roamers OÜをエストニアで登記しました。
事業としては、「旅するように生きる」という共通価値観を持った人たちによる共同体を感謝経済というエコシステムで創っています。
エストニアで法人化したことで、英語での手続きが増え、色々と大変ですが、世界最先端の経験ができていることに感謝しています。
今年を振り返って
今年は、休学したことで3年分ぐらいの経験をしました。
「旅するように生きる」という自分のライフスタイルを定め、実践した一年でした。
旅を通して、本当に「今この瞬間を生きる」ということを痛感しました。
旅にはピリオドがあります。「将来こうなりたい、ああなりたい」という夢や希望を持つことはいいことです。明日には2018年ですが、新年の目標を立てることも重要かもしれません。
しかし、現状を否定し、未来の成長にばかり囚われていては、幸せは訪れないと思っています。現状を肯定し、生かされていることに感謝し、自分を認めてあげることで足るを知らなければ、幸せは訪れません。
明日は絶対に訪れません。人間は、過去にも未来にも"思いを馳せる"ことはできますが、生きることはできません。
ほんのわずかな"今"でしか生きることができません。その今をないがしろにするのはどうかと思うのです。
この思考を育めたのも、旅があったからです。本当に感謝しかありません。
今年は、感謝経済という経済システムを確立するというライフビジョンも見つかりました。
この、共感や思いやりから生まれる「ありがとう」によって成り立つ感謝経済を実現すべく、2018年も命を燃やして行きます。
今年は、感謝の一年でした。
休学を許してくれた、両親。生活や体のことをいつも心配してくれる祖父母。Roamersを支えてくれた仲間たち。ビジョンに共感しRoamersに関わってくれているメンバー(ユーザー)さん。
本当に多くの方に支えていただいて、生かされているんだと痛感させられた一年でした。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
来年も、「旅」と「感謝経済」の一年にしていきます。
2018年もよろしくお願いします。
お金の本質と時間銀行について
新しい時代のお金の教科書
今回は、10日前に出版されたばかりの「新しい時代のお金の教科書」について書いていきます!
物々交換の時代など存在しなかった
貨幣についての歴史を勉強すると、貨幣経済が始まる前の時代は、物々交換で成り立つ経済だったという説が99%語られています。
しかし、貨幣経済の前の時代は、贈与経済によって成り立つ経済でした。母親が子供に食料を贈与するように人類の歴史は、贈与経済で行われてきました。
母親の例のように見返りを求めない純粋贈与というものもありますが、動物を仕留めて同じ部族の仲間に振る舞うという行為も贈与でした。将来に見返りを期待する事も贈与です。(実際、部族内での贈与では、返礼が暗黙の了解になっています)
物々交換ではお互いに欲しいものが違った場合に取引が行えないという不便さを解決するために貨幣が生まれたと説明をされてきました。僕も同じように教わりました。
しかし、お金の始まりは物々交換ではなく、巨大な石を資産とした記帳システムから始まったという説が今では有力になっています。
これは、ミクロネシア諸島にあるヤップ島で発見されたフェイというドーナツ型の大きな石の貨幣が起源です。
このフェイを取引毎に移動させるのは不可能なので、自分たちの取引記録をこのフェイに刻み、取引を行いました。
しかも、ヤップ島では海に沈んでいると言われているフェイさえも公式な貨幣として認められています。
台帳管理と聞いてピンと来る人もいると思います。
そう、ブロックチェーンです。らせん的発展と言われるように、時代の寄り戻しがテクノロジーを駆使して起きています。(らせん的発展とは、らせん階段を上から見ると同じところを行ったり来たりしているだけだが、横から見ると上に進んでいることに擬えた法則)
信用とは何か?
お金を語るときに、信用は切っても切れない関係にあります。
信用力を測る指標として「お金」が使われます。例えば、クレジットカードを作るときも過去のお金の使い方をみて信用力を判断します。
本書での信用の定義は、
一言で言えば「(理由を)問い詰められないこと」です。お金の信用に関して言えば、「価値あることの理由を説明せずに済むもの」のことです。
と書かれています。
なぜお金が信用できるのかと問えば、現代では、国家の信用に関わってきます。
人が信用を獲得するには、価値を創出して価値を積まなければいけません。その価値についての方程式についても説明がなされています。
価値=(専門性+確実性+親和性)/ 利己心
分母である利己心を抑えれば抑えるほど価値が増幅するということです。価値が増幅するということは信用が貯蓄されます。
"自分の信用を最大化する"という利己心を実現するためには、利他的な行動をしなければいけないという利己的な遺伝子にも通じる話なので紹介しました。
数値のトリック
僕たちは、数値が大好きです。順位、偏差値、成績そしてお金といったように数字に支配されています。
私はお金が数値であるというこの一点が、実はお金をお金たらしめている所以ではないかと疑っています。数字は、世界共通ですから誰に対しても通じます。ここにお金のトリックがあります。人は数字で表現した途端に、そこに意識が吸着していくというものなのです。
幼い頃から成績で順位付をされたり、背の順で並ばされたりしました。どれだけ勉強したというプロセスではなく、偏差値で評価をされてきました。
お金も同様です。お金の質ではなく、量が重視されています。
「どんな経緯でお金を手にしたのか?」「どんな思いでお金を支払ったのか?」という文脈は無視され、「いくら稼いだのか?」「いくら使ったのか?」という数字に固執してしまいます。
数値化によって、比較できるようになりましたが、お金の裏にある"実体価値"が分離してしまいました。
貨幣の本質的な問題は、格差ではなく文脈の毀損
現代に置いて、あらゆるものが最終形態として金融商品化されています。そこでは多くが株価という数字や記号で表現され、単純化されて、比べることができる形にすることで取引が可能になっています。
しかし、その金融商品の背景には、企業や人々の営みがあり固有の物語があります。
それらは、数値で表現し比較できるものではないはずなのです。
この文章に感銘を受けました。
つまり、貨幣による数値化によって比較できなかったものが比較できるようになりました。しかし、本来は比較などできるはずがありません。
例えば、有名なシェフが作ったオムライスよりも、好きな人が作ってくれたオムライスの方が断然美味しく感じますし、評価は高くなります。
マクロ的に見れば、有名シェフの作ったオムライスの方が評価も高くなります。しかし、世界はマクロではなくミクロの世界の連続で動いています。
貨幣によって数値化し、マクロの視点に立って価値評価をしていた時代が20世紀とするならば、21世紀はミクロの視点に立って個人が価値評価をする時代になると言えるかもしれません。
なので、普遍的な価値というものは存在しません。一見同じ価値のものに見えても、一つ一つに全く異なるストーリーがあり、全く異なる価値が独断と偏見で各個人が決めるようになります。
ハンドメイド商品に似ているかもしれません。
文脈があればあるほど、価値のあるものが伝わります。今世紀に必要なのはつながりと物語であり、文脈があればあるほど価値があるのです。徐々に周りの人や財と物語を作っていくことの大切さがわかります。
ユートピアなのか?ディストピアなのか?
山口さんのコラムの中で2040年のユートピアの社会システムデザインを作るという中で「時間銀行」について説明がされています。
二〇三五年。お金も教育もない若者達は、数も少なく政治でも発言力がなく八方ふさがりだ。(中略)
そんな中、ある勇気ある若者は、小さなビルの看板をみつける。そこには時間銀行と書いてある。そこで、若者は、未来の時間を五年後から五年間差し出す代わりに一億円を得る契約を交わす。(中略)
さて、若者はお金を元手に大学に行き、技術を得て新しいヘルスケアシステムを発明し、成功する。まとまったお金が彼にイノベーションをもたらしたのだ。(中略)
五年後、若者は時間銀行に行き、約束通り自分のこれから五年間を差し出すと言う。すると時間銀行は、五年間分の時間を君の今持っているお金で買い取れば良いと伝える。時間でお金を買えるとともに、この銀行はお金を時間に換えることもできたのだ。
そして幸福なことに、その頃には、若者の発明によって人々は長寿となり、時間の価格は昔よりも安く買えるようになっていたのだった。そこで、若者は持っていたお金で自分が差し出すべき時間を買い取り、残ったお金を時間銀行に預けた。そしてしばらくするとまた新しい若者が時間銀行にやってくる。
僕は、この物語を読んでディストピアな世界だなと思いました。まさに、ミヒャエル・エンデの「モモ」で登場する時間どろぼうの世界観だと感じました。
まず、お金と時間を交換することはできません。なぜなら、お金はストック型ですが、時間はフロー型であり、時間を貯蓄することは生物学上不可能だからです。
そのため、結局お金を持つ人は有利であり、時間を持つ人は不利になる構造を作ることになります。
ここでは書かれていませんが、既存の資本主義がそのまま時間銀行に組み込まれているとしましょう。すると、利子をつけて返す必要があります。
時間は、フロー型なので自分に残された時間は、1秒1秒減っていきます。利子をつけて時間を返すと言うことは、当初は五年間だったものが利子によって奴隷期間が増えることになります。
お金を時間に換えると言う行為を具体化すると、1時間2,000円(5年で1億円で算出)と言うことになります。
余命が短い老人が1日長く生きたいからと48,000円を時間銀行に払うと1日余分に生きられると言うことになります。時間銀行は神様なのでしょうか?と言う疑問が湧きます。
有意義に過ごすべき一瞬一瞬の人生(時間)を、時間銀行よって効率的に忙しく過ごさないといけないと洗脳をされてしまう気がしてなりません。
否応無しに時間とともに肉体は衰え、刻一刻と人間は死に向かいます。のんびり、好きなことを好きなだけ悔いなく過ごす人生の方が僕は幸せだと思っています。
なので、時間銀行に時間もお金も預けません。
時間は、担保になり得ません。なぜなら、人生はいつ終わるか誰にもわからないからです。明日死ぬかもしれません。今夜死ぬかもしれません。人生という時間は常に流れていて、いつ終わるのか予測できないため、担保になり得ないのです。
まとめ
「貨幣の本質的な問題は、数値化にある」と書かれている点に腑に落ちました。
貨幣はツールであるにも関わらず、数値の魔力によって目的化されてしまう。
今、僕もコミュニティ通貨を仮想通貨という形で設計していますが、ここ最近ワクワクしています。なぜなら、貨幣に文脈(歴史や物語)を載せる試みをしているからです。
具体的には、UKIUKIと言う通貨を作ります。
UKIUKIを使うときは、サンクスレターを書くことが必須になっているのですが、このUKIUKIに今までのサンクスレターを紐ずけていこうと考えています。
つまり、一見同じ1UKIであっても、全く異なるサンクスレターが紐ずいていて、受け手によってサンクスレターの価値も異なるので、UKIUKIの価値も全て異なるということが実現できます。
取引の汎用性を高めるために、UKIUKIも数値化を実行しますが、感謝経済という「ありがとう」で成り立つ経済圏を実現するためにも、お金に文脈を載せることにチャレンジします。
今回のコラムは僕にとってはディストピアな世界でしたが、受け取る人の価値観によってはユートピアかもしれません。
僕にとって人生とは、「今この瞬間」のことを指していますし、死ぬことも肯定的な出来事として捉えています。
広義的な意味での人生の意味を僕は、壮大な暇つぶしと捉えています。人生は、無駄な時間であり、無駄な時間のなかで、いかに無駄で面白いことをやれるかが人生の意義だと考えています。
そのため、時間銀行のように、時間を定量的に貨幣化して金融商品にしてしまうことは絶対にしたくありません。
「人生は、一瞬であり無駄である」と考えているので時間銀行をディストピアと捉えているのだと改めて考えさせられました。
Facebookまとめ〜ライフスタイル編〜
今まで、Facebookで普段考えていることを投稿をしてきましたが、全て流れて行ってしまうので、自分でまとめようかなと思いました。
今回は、「旅するように生きる」というライフスタイルにまつわるFacebook投稿をまとめていきます。
肩書きにまつわるお話
仕事と遊びの垣根を超えることで、肩書きはない。
やっていることをそのまま話せば、面白がってくれるから、今は自分のやっていることをめっちゃ語ってます(笑)
旅するように生きる練習の場
仕事しながら旅するというスタンスは、仕事の質も高めてくれています。合う人あわない人がいるので、自分に適しているかどうかは一旦旅しながら働いてみることをお勧めします。
多拠点生活とは
1拠点生活を定住と言います。2拠点生活をデュアルライフと言います。3拠点生活以上を多拠点生活と言います。そして、数えられない数(1万、100万拠点)の拠点で生活することを無拠点生活と言います。
兄貴である大輔さんと本田さんの共作モバイルボヘミア
この時は、大輔さんは憧れの人でしたが、エストニアに一緒に旅してからは兄貴と呼んでます!
デジタルノマド10億人時代
テクノロジーの発達とインターナショナル化によって世界中を旅しながら生きることが容易にできるようになります。その時代において、デジタルノマド同士が関わり合えるデジタルノマド国家を作るのが僕のミッションでもあります。
家が移動する時代
車やドローンが家になる時代がすぐそこまで来ています。
決してホームレスやヒッピーのような尖った人ではなくても、移動型生活ができる時代に入り始めています。
人類が定住したのはつい最近
日本人も例外なく移動民族でした。
現代日本人は、日本人は農耕民族だから昔から定住していたと思い込み、2拠点生活や多拠点生活なんて肌に合わないと言いがちですが、そんなことありません。
リミットを取り払えば、なんだってできます。
子供の教育も大きく変わる
子育てをしながら「旅をしながら生きる」 のは厳しいと思います。しかし、これからはどうなるかわかりません。むしろ、子供の未来を考えないで旧来の労働者を増やそうとする教育機関に子供を入れることこそ、育児放棄なのではないかと思っています。
子供に本来教えるべきなのは、机の上にありません。外の世界にあるわけです。それを「旅」の中で教える方が本質的なように思えてなりません。
可愛い子には旅をさせろ
可愛い子には旅をさせましょう。世界には多様な人がいて、それぞれが異なる価値観や文化を持ち、一つの正義というのは存在しないことを「肌で感じる」体験こそが教育ではないでしょうか。
教科書で学ぶのではなく、体験することの大切さを教えてくれます。
無拠点生活というライフスタイル
多拠点生活から無拠点生活というライフスタイルへ切り替えました。無制限に拠点を増やし、自分の故郷を無限に創るライフスタイルです。
江戸時代以前は最先端を進んでいた
日本の長屋はシェアハウスですし、移動や共有というのは、日本人の遺伝子に組み込まれています。
世界では当たり前
日本では珍しいデジタルノマドも世界では当たり前になりつつあります。
このイベントでは、46カ国から500人のデジタルノマドが集結していました。
日本人は、僕と友達の2人だけでした。
一寸先は闇かもしれない
すぐ近くに時間どろぼうは潜んでいます。自分で情報を精査しないと時間どろぼうの罠に引っかかります。
時間をお金で買う行為を頻繁に行うと、お金がないと生きられない体質になり、また時間を失います。
本末転倒の生き方には要注意です。
まとめ
ライフスタイルは、十人十色あると考えています。全ての人が「旅をするように生きる」ライフスタイルをすべきではありません。
僕の価値観においては、「旅するように生きる」ライフスタイルが一番しっくり来ています。
これも年齢を重ねたり、経験を積むとまた違ったライフスタイルになるかもしれません。
自分にあったライフスタイルをいかようにも柔軟に編集できるようにするためには、自由な働き方をする必要はあると思いますが。
Facebookまとめ〜仮想通貨と〇〇経済編〜
今まで、Facebookで普段考えていることを投稿をしてきましたが、全て流れて行ってしまうので、自分でまとめようかなと思いました。
前回の人生哲学編はこちらです。
今回は仮想通貨やブロックチェーン、資本主義など未来社会についてのFacebook投稿をまとめていきます!
ブロックチェーン革命について
僕が、ブロックチェーンについて考え始め、国家の枠組みを疑い始めたのは結構最近の出来事だったんです。
今まで、言語化できなかったモヤモヤがブロックチェーンによって表現できるようになりました。
リバタリアンの価値観を知る
資本主義を推進した、アメリカのお話。リバタリアンの価値観や考え方を学びました。
ブロックチェーン勉強会に参加
世界が変わろうとしている先端時期にこのブロックチェーンの本質を考えられていることに感動しています。
インターネット黎明期と同じ流れです。
法人化すら必要なくなる
今でも葛藤し続けて、問い続けているのが「法人化」の有無です。これから、分散型でもプロジェクトベースで働き、オープンソースで開発が行われるようになりますが、その時に、法人という組織を作る必要があるのかは考える必要がある問いです。
エストニアで起業しましたが、個人的な理由としてはEUの"在留許可(ビザ)"が欲しかったというのがもっとも大きな理由でした。
組織化しないでプロジェクト単位でも事業が成立する時代なので、法人化しないほうがもしかしたらいいのかもしれません。
価値観で繋がる仮想国家の時代
持続的な社会を作るためには、民族や人種で区切るのではなく、価値観で繋がる共同体の方がいいのではないでしょうか?
「お金」ってなんでしょうか
この記事の中では、物々交換では不便だったから貨幣を使うようになった。とありますが、実際は物々交換は存在しないという話があります。
貨幣経済の前は、贈与経済です。お互いの贈与を台帳に記録しあい、取引を行なっていたわけです。
中央集権の弊害
中央集権によって、個人の情報を使って企業がマネタイズする時代になりました。その恩恵として、無料で様々なインターネットサービスが使えるわけですが、時として自分のデータを勝手に利用されるということも起きます。
ブロックチェーンによって、個人情報を個人の手に帰属させ、企業から個人がマネタイズできる時代がくるかもしれません。
そこで得たお金を使って、GoogleやFacebookのサービスを利用するというのであれば、個人のプライバシーを個人に委ねることができます。
すべて宗教です
仮想通貨に限らず、世の中のすべてのものが宗教でできています。例えば、日本銀行券もそうです。なぜ、我々はどこにでもあるような紙を交換しあい、時に紙ペラを奪うために殺し合います。これは、お金崇拝をするお金教と言えるのではないでしょうか?
また、国家もそうです。なぜ、我々は国家が定める憲法や法律に従うのでしょうか。自然の法則でもない人間が勝手に決めつけたルールだったり、土地だったりするわけです。
これも国家を崇拝する国家教ではないでしょうか。
テクノロジーによって資本主義が終わるという皮肉
テクノロジーの進歩は、資本主義があってこそ生まれました。イノベーションを起こすにはそれなりの時間と労力がいるわけですが、それに投資をする事で生まれます。
しかし、そのイノベーションによって限界費用が0になり、コストを回収することができないため、資本主義の論理を破壊します。
資本主義によって生まれたテクノロジーによって資本主義が滅びるという皮肉が起きようとしています。
シュンペーターは言いました。「資本主義はその成功によって滅びる」と。
シェアエコは死んだ
シェアリングエコノミーは、贈与経済のような仕組みで動いていたにも関わらず、大きな資本が入り、資本主義的アプローチに変わったことで、本来あるべきシェアリングエコノミーは死んでしまいました。
C2Cという建前ですが、企業の搾取によって成り立つシステムです。シェアリングエコノミー×ブロックチェーンによって、本来のシェアエコに戻さないといけません。
贈与経済(ギフトエコノミー)の再来
これからは精神社会の時代です。物質の豊かさを求めるなら資本主義でよかったですが、心の豊かさを求めるる経済は、資本主義では実現できません。
心の豊かさを追求する経済は、贈与経済のような思いやりや感謝で成り立つ経済を創らねばいけないのです。
ビットコインはトロイの木馬
中央集権組織に入りこむビットコイン。仮想通貨やブロックチェーンの本質に人々が気づいた時に、革命は起きます。
その時にパラダイムシフトが起きるのではないかと考えています。つまり、今までは、国家や銀行、企業という中央で集中管理することが当たり前でしたが、互いの相互監視の中で、分散管理したほうが、効率的だし信頼性もあるということが知れ渡ると、国家も銀行も企業もいらなくなり、世の中の根底がガラリと180度変わります。
これがパラダイムシフトです。
目に見えない資本の重要性
目に見えない資本が90%以上を占めています。我々は、目に見えるほんの僅かな資本を貨幣で交換しあっていました。そして、その資本を持つものを評価し、崇めていたわけです。
しかし、社会関係資本のような目に見えない資本の方が重要であるという話です。
恐怖の評価経済
評価経済というキーワードは、社会が作り出す理想像にすべての人がならないと生きていけないという危険性をはらんでいます。
「評価が2.0だからあいつは信用できない。」 「評価4.5だから信用できる」というのは気持ちが悪い。なぜなら、人を数字で判断するという血の通わない判断だからです。
そして、十人十色であり、一人十色の現未来において、一人の理想像にすべての人をあてはめるのは息苦しい社会である。
互いを認め合い、受け入れあう多様な経済指標として感謝経済のような経済がないと、しんどい社会になるのではないかと危惧しています。
見習うべきは先住民族の価値観
ニュージーランド先住民のマオリ族では"MANA"という徳積みで経済が回っていたようです。
僕が考えている仮想通貨のあり方に似ている価値観は、時代の寄り戻しなのだと感じました。
等価交換でなくて良いが返礼は必要
贈与経済においては、等価交換である必要はありません。必要な人に必要なものを渡し、必要なものをもらうことで回る経済です。
そのためには、相手が欲しているものを察知する必要があり、それは普段からコミュニケーションを取る必要があります。
つまり、人とコミュニケーションをとり、コミュニティに貢献しないと生きていけないのが贈与経済です。
そのことにより、人の温もりを感じ、温もりを与えることができる心が豊かになる社会を創ることができます。
パラダイムシフトはすでに起きているかもしれない
頭の思考をガラリと変えなければ、パラダイムシフトが起きていても気がつきません。
従来型の価値観や考え方で、仮想通貨を見ていても投資案件としか見えないでしょう。仮想通貨の革新を見過ごさないためには、頭の中をパラダイムシフトさせましょう。
時間どろぼうというディストピア
サービスが始まる前のタイムバンクの佐藤さんのブログを読んでいて、とても共感できるところがありました。しかし、いざサービスを見てみると、時間と法定通貨を交換するというミヒャエル・エンデの「モモ」で登場する時間泥棒のようなサービスでした。
矛盾の多い人間の感情を数値化し単純化することはできないのに、定量的に判断できると信じ数値化しますが、99%の感情を削ぎ落とし、1%の評価を提示します。これではなんの意味もありません。
人間の時間から感情まで全てを市場経済に投入し、売買できるようになる時代はディストピアでしかないです。
諸悪の根源は国家ではなく銀行
国は国債を発行し、銀行から借金をします。その借金に利子をつけて銀行に返します。
銀行は、儲かるためなら戦争だって行います。でも自分が戦うと被害を受けるので、国家を焚き付けて戦争を起こします。そして、儲かるためなら相手にも武器を売りつけます。
そして、最新兵器に投資をしているので、その武器が売れるたびに、配当が得られます。
具体的な例としては、みずほ銀行や三菱UFJなどの銀行は無差別殺人兵器であるクラスター爆弾に投資していました。その投資に使われるお金は我々民間人の預金です。
つまり、我々も戦争に加担していることになるわけです。
いくら平和を訴えても、偽善者でしかありません。平和を訴えたいのなら、経済成長のためなら手段を選ばないという資本主義に一石を投じる必要があります。そして、儲けのためならなんでもする銀行には預金もローンもしないという行動が必要です。
お金を稼ぐことは悪いことではない。しかし....
この例は、健全な資本主義です。しかし、金融資本主義で行われているのは、実体がない数字を1秒間に何万回も動かすことでお金儲けをしています。
実体価値を産まない、架空上の取引で得られたお金が、実体価値を産んだ取引で得られたいお金と同じ価値として交換されていることで、貧富の差が生まれているわけです。
NHKすげー
「エンデの遺言」を見てない人は絶対見たほうがいいです。
趣味で繋がる経済圏
ここにも創作価値が盛り込まれてます。
働くことが娯楽の時代です。
戦争も貧困も資本主義の副作用
法定通貨のバブル崩壊が始まった
ビットコインのバブル崩壊が起きるのではないかと騒がれていますが、本当に起きるのは、法定通貨のバブル崩壊です。
日本円を含め実体経済以上に膨れ上がった流通通貨が崩壊するのはもうすぐなのではないでしょうか。
まとめ
贈与経済という経済は、本来貨幣よりも前に行われていました。そして、現在も行われています。それは、自然からの贈与で我々は生きていられるのです。日光も雨も空気も全て自然贈与です。
人間間でも贈与経済は成り立っています。それは、家族間です。子供からお金をもらって育児をする親はいません。もししているなら、虐待と言われてしまいます。
人間の感情を物質から剥ぎ取りモノの価値のみをお金で取引をするという貨幣経済が生まれたのは、人類史で見れば最近の出来事です。
モノから人間の感情を分離させて取引をしているので、どれだけお金を持ってもモノを買っても心が満たされるわけがありません。
心を満たすためには、贈与経済でなければいけません。
僕は、共感や思いやりから生まれる「ありがとう」によって成り立つ経済を感謝経済と名ずけました。
それを不特定多数で実験するのは難しいので、感謝経済に共感し、世界中でゲリラ部隊のように力を発揮するデジタルノマドを対象として感謝経済を実践しています。
Facebookまとめ〜人生哲学編〜
今まで、Facebookで普段考えていることを投稿をしてきましたが、全て流れて行ってしまうので、自分でまとめようかなと思いました。
今回は、人生哲学でもある「今この瞬間を生きる」ということにまつわる投稿をまとめて行こうと思います。
2016年年末の心境
この投稿を読み返して、旅は僕の人生哲学を発酵してくれていることを感じました。
旅には必ずピリオドがあります。そのピリオドが短時間に繰り返されることで、今にフォーカスすることができるし、大切な人に「ありがとう」と伝えたくなります。
人生は無駄である
人生は無駄な時間の積み重ねだという考えは今でも一緒です。
本当にしょうもない話をしている時ってお腹抱えるぐらい笑うし、楽しい。それって、資本主義的な観点で見れば無駄な時間だけど、本当の満足感はしょうもない時に得られます。
僕にとって人生は、一生の中で無駄なことをどれだけできるかなんだと思います。
"幸せ"の定義が変化している
人それぞれに「幸せ」の定義は異なりますが、最近の社会の流れはお金では買えない所に「幸せ」があります。
ミニマムライフコスト(最低限の生活を維持できる費用)を把握し、ミニマムライフコスト分の収入を確保したら、自分の好きな活動に専念したり、家族との時間を増やしたりして、「幸せ」を味わう。
21世紀はそんな精神社会に突入しています。
社会関係資本の時代を追求したい
「儲ける」という考えを一旦外し、利他主義社会を創るために投資をすることが大事だとつくづく感じています。
「儲ける」という考えを手放せるかどうかで、その人がガチで利他主義を追求しようとしているのかがわかる気がします。
無拠点生活というライフスタイルへ
楽しいなら、その楽しい状態を継続させればいい。つまり、「今この瞬間を生きる」という意味です。
終電を気にして、今の楽しい状態に集中できないのは本末転倒だなと感じます。
拠点依存性を下げることで、すべてが拠点になりえます。すべてが拠点であり、どこでも家である状態が無拠点生活です。
今ここにフォーカスする究極状態が無拠点生活ではないかと考えています。
「旅するように生きる」なら大学は卒業しておこう
旅するように生きるというのは、様々な国を渡り歩いていくことになります。なぜ、学歴と旅が関連しているかというと、国によっては学歴を問われることがあります。ビザを取るのに、高卒なのか大卒なのかということとで収入や審査が変ります。
日本の大学は、世界の大学よりも卒業することが容易です。
ならば、学位を取得し、大卒という学歴を持っておいたほうが、楽に旅しながら生きることができそうだなと思っています。(大は小を兼ねると言いますしね。)
"今ここ"を旅は教えてくれる
人生を豊かにしてくれていると実感ができるのが旅です。
予測不可能な体験が連続的に起きる刺激は、快感です。
幸せなライフスタイルとは
自分の感性に従って生きましょう!世間体なんて気にする必要なし。
世界は広い。旅は永遠に終わらない
今まで、日本を合わせると35カ国に訪れました。しかし、世界には200ヶ国も国がありますし、都市単位で考えると一生かかっても訪れることができないほどの地域があります。
そして、人に会う旅と考えると70億人も人がいるため、無限に旅をすることができます。旅は、一生終わることがありません。
旅は禅的
「旅をするように生きる」というライフスタイルは、今を生きることに直結しています。それはすなわち、禅的な価値観だなと腑に落ちました。
言語化すると禅は禅ではなくなる
人生は短いです。一瞬のうちに人生は終わります。
ならば、将来について考えて行動をためらうというのはなんともったいないことなのでしょうか。
人間が生きていられるのは、過去でも未来でもなく、0.000....1秒という一瞬です。その積み重ねが人生であるとするならば、今この瞬間を満足できるものにしなければいけません。"喜怒哀楽"全てを感じられることに感謝し、楽しみたいです。
「死」があるから美しい
「なぜ、桜が美しいのか?」それは、儚く散るからだと思います。 生きとし生けるもの全てに「死」が付きまといます。
終わりがあるから「楽しい」と感じられますし、歯をくいしばることもできます。人間も「死」があるから必死で生きることができ美しく散ることができます。
死を受け入れ、死を感じられる人でありたいです。
21世紀は東洋思想の時代
20世紀までは西洋思想の時代でしたが、21世紀以降は東洋思想の時代です。世界最先端の量子力学は、西洋思想に基づいて研究が行われましたが、そこでわかってきたのが東洋思想の考え方でした。
世界中の人が、物質的豊かさから精神的豊かさへと向かっているのも、東洋思想へのシフトです。
日本という禅が生き続ける国に生まれたからには、21世紀以降の世界を支える使命があるように思います。
日本人の無意識化に潜む禅的な価値観
体験価値から創作価値の時代へ
無名であることが強みになる時代です。体験価値から創作価値の時代への流れは確実に来ています。
旅と旅行の違い
旅ばかりしていると人生は充実していきますよ。
まとめ
「旅」「今この瞬間を生きる」「禅的」「創作価値」というのがキーワードでした。
全てにおいて共通しているのが、「今この瞬間を生きる」という価値観です。
人間は、ほんの一瞬一瞬でしか生きることができません。
過去の出来事をどれだけ考えても、未来に想いをはせても過去にも未来にも生きることはできません。
人間は、"今"という現在にしか存在できないからです。
人生という時、全ての人が、80年や100年という自分が生まれてから死ぬまでの期間のことをイメージします。
しかし、人生は捉えることのできない一瞬一瞬のことではないかと考えるようになりました。
この記事を読んでいる一瞬の時間にしか人間は存在できませんし、何かを選択して生きています。
人生は短いです。ならば、自分が「幸せ」な状態を毎秒味わうことで豊かな人生が歩めるということができるのではないでしょうか。
「今この瞬間を生きる」という人生哲学にたどり着けたのは、「旅」があったおかげです。人生の旅は始まったばかり。心が動くことに集中して一瞬の人生を楽しみたいです。
【必見】エストニア法人設立の手順を解説します
こんにちは。
先日ご報告しましたが、エストニアで起業しました。
e-residencyを取得すればエストニアで起業できるという情報は増えてきましたが、具体的にどうやって法人を作るのか?についての記事は日本語では一つもありません。
そのため、どうやってエストニア法人を起業するかについて解説していきます。
その前に、一点注意すべきことがあります。
e-residencyを2017年10月25日以前に取得された方全員が対象のアップデートがあります。もし、2018年3月31日までにアップデートしないとe-residencyが無効になります。
お気をつけください。
アップデートは、PCにe-residencyを接続し、ID-card utiliityアプリを開くと、アップデートメッセージが表示されるのでそれに従ってください。(Macの場合、App StoreでID-card utiliityアプリのアップデートもされていました。)
もし、まだe-residencyを取得していないという方はこちらでe-residencyの取得の仕方を解説していますのでぜひ。
法人設立のやり方
<準備するもの>
・PC
・e-residencyカード
・カードリーダー
・PINコード(1)と(2)
・クレジットカード
・パスポート
・ID-card utiliityのインストール
・DigiDoc3 Clientのインストール
アプリのインストールはこちらを参照してください。
https://installer.id.ee/?lang=eng
<気をつけること>
僕の場合、Macとe-residencyの相性があわず、エラーが続いたので友人のWindowsを使い法人を設立しました。
もし、エラーが多いようであれば、Windowsで試すことをオススメします。
ステップ1
Company registration portalにアクセスし、ログインします。
ログインボタンをクリックすると、このようなポップアップが出てくるので、Estonia ID-cardというボタンをクリックします。
すると、認証が始まり、PINコードの入力が求められるので入力してください。
ステップ2
ログインできると、このように会社形態を選択することができます。
今回僕は、エストニアで一般的なPrivate limited company(OÜ)を選択しました。
その後、いくつかの項目を選択していくと、
このような画面が出てきます。
ここに必要事項を記載していくと法人設立ができます。
この画面を見たときに、「ブログの開設かよw」と驚きました。
各項目を日本語に直してみました。
・会社種別(最初に選択したものが表示されている)
・会社名
・オフィス住所(エストニア住所)
・資本金(最低2,500EUR)
・個人名、住所、パーソナルコード(エストニア人or代行企業も必要)
・代表権の仕様
・会計期間
・出資者情報
・株式種類と権利
・定款(英語で選択式での定款作成)
・社外取締役(任意)
・連絡先(メールアドレス)
・事業領域
・追加資料(任意)
全てを解説するのは大変なので、かい摘んで説明します。
Address
これは会社のエストニア住所を入力するところです。
ここで手間取りました。
今回、1officeでバーチャルオフィスを借りたのでその手続きも後ほど解説します。
Persons in the entry
ここには、e-residencyを保有するボードメンバーの情報を入力する必要があります。
注意は、エストニア人(or代行業者)を1人は入れなければいけないということです。
それも1officeでは代行してくれます。
Articles of Incorporation
定款は、ある程度フォーマットが決まっていて、赤字の"PLEASE FILL IN!"という表示のところを選択して定款作成します。
入力できる項目を入力してください。セッションが切れても、保存されているので落ち着いて手続きを進めてください。
AdressとPersons in the entryは、1officeのような代行業者がいないと記述できないので、次に1officeについて説明します。
1officeでの手続き
1officeのサイトにアクセスします。
Loginからe-residencyを使ってログインしてください。
Company registration portalのログイン時の同じようなログイン画面なので、"ID-card"をクリックしてPIN(1)コードを入力すればログインできます。
1officeには、1officeが提供している解説資料があるので、こちらを参照してください。
https://portal.1office.co/files/1Office_Portal_manual.pdf
法人設立の手続き代行、バーチャルオフィス1年分、コンタクトパーソンのパッケージ代金の支払いが658.80EURなので、日本円で約9万円です。
Company registration portalに戻る
Company registration portalに戻り、AdressとPersons in the entryを記述します。
Adress
1officeで情報入力ページに表示されていた、Company Adressを入力します。1officeのバーチャルオフィスの住所はこの住所になります。
"Narva mnt 5, Kesklinnakantud linnaosa,Tallinn,Harjumaakond"
おそらく、こちらの住所をコピペするとエラーが出るので、指示に従い順番に入力してください。
Persons in the entry
Persons in the entryの代行業者には、こちらの情報を入力します。
電子署名
②Confirmation of the petitionに進むと、電子署名が求められます。
PIN(2)を入力し、電子署名が完了させます。
1officeの支払いが完了して入れば、1officeからの連絡を待ちます。
1officeから連絡がきたのちに、再度Company registration portalにログインすると1office側の電子署名がされており、手続き終了です。
基本的には、資本金の払い込みをしなくてもレジスターされた時点で登記手続きは終わるようです。
オンライン法人口座Holviの開設
唯一エストニアにオンラインで法人口座が開設できるのが、フィンランドのHolviというサービスのみです。
Holviは、個人が株主の場合は法人口座が作れますが、企業が株主の場合は口座が作れません。
そのため、企業から出資をもらっているスタートアップがエストニアに口座を作るためには、現地に赴きエストニアの銀行の法人口座を作る必要があります。
サインアップした後に、マイアカウントから必要事項を記入してください。パスポートの写真をアップロードする必要があります。
それと、設立した法人の8桁の法人番号を入力する必要があります。
この法人番号は、Company registration portalから確認することができます。
入力が完了すると、後日承認された趣旨のメールが届きます。
これで、Holviのすべてのサービスが使えるようです。
〜追記 2017/11/18〜
Holviに登録してから2週間ほどで、Holviが提供するBusinessマスターカードが届きました。
Holviのサイトに行って、カードをアクティベートすると利用可能です。
カード番号をSNSなどに公開しないよう注意文が書かれていたので、修正しています!
最後に
僕の場合は、知人にe-residencyを使ってエストニア法人を設立した人がいたので、その人に手伝ってもらいながら設立しました。
日本で法人設立をした経験のある方ならわかると思いますが、定款を個人で作ることも大変ですし、色々な役所に届出を出さねばなりません。
特に日本だと、印鑑を作る必要がありますし、手間もお金もかかります。
エストニアは、ブログを開設するように手続きができますし、e-residencyでの電子署名で法人設立が完結します。
今後、日本もエストニアのように簡単な手続きで起業登記ができるといいですね。