Roamers Lifeという生き方

エストニアをベースに無拠点生活を目指す奮闘記

2017年ありがとうございました!

今日は、大晦日ですね。

なんだか今年は、「年末!」って感じがしないです。なぜだか。

 

年末気分を誘発するために、2017年を振り返ります。

 

アルジャジーラで世界デビュー

 中東のテレビ番組のアルジャジーラで「日本の成人の日」の特集をしたいということで、僕がインタビューを受けることになりました。

自分でも驚きですが、新成人だったんですね笑

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今年はこうして幕を開けました。

 

ビジネスコンテスト最年少入賞

 人生で初めてのビジネスコンテストに出場し、入賞させていただきました。

簡単にアイデアを紹介すると、多拠点生活をするデジタルノマドたちのシェアハウスを提供するという内容です。

不動産のHOME'Sを運営するネクスト(現LIFULL)主催ということもあり、シェアハウス事業というのも評価されました。

また、月額定額で複数拠点に自由に行き来できるというところも新しく、評価されました。

ビジコン終了後、LIFULLの役員の方々に事業のブラッシュアップをしていただきました。ビジネスとしてスケールさせるためにご指導いただきました。

多拠点シェアハウスをやるにしても、複数拠点作らねば実現できないなど、高い障壁がいくつかあったので、現在はアイデアをピボットし、デジタルノマドのコミュニティを創ることにシフトしています。

 

人生は無駄である

 今も変わらず「人生は無駄」だと考えています。

この"無駄"を突き詰めると、”余白”です。

特に、経済合理性の上で判断される"無駄"への対抗です。

我々は、”お金のために”生まれてきたのだろうか? 

旅行は無駄。ご褒美は無駄。お酒は無駄。タバコは無駄。

口を動かす暇があるなら、手を動かせ。身も蓋もない話に価値はない。

などなど。

 

それで本当に楽しいでしょうか。考え方は人それぞれなので、否定はしませんが、僕は、全く楽しくないです。

気の合う友達とビールを飲みながら、しょうもない話をしている時、お腹を抱えて死ぬほど笑っているときに幸せを感じます。
経済合理性で考えたら、無駄と思えることを思う存分やるこれこそが人生だと思います。

これは、私欲を満たすことだけの話ではありません。利他でも通ずると思います。

僕は今、共感や思いやりから生まれる「ありがとう」で成り立つ感謝経済という経済を提唱し、実践しています。これは、ポスト資本主義というよりも資本主義0.0としての原点回帰です。行き過ぎた金融資本主義からの脱却という意味で活動しています。

これも、ある意味では「無駄」です。

なぜなら、お金にならないからです。下手したら、命だって狙われるかもしれません。影響力が出てきたら、共謀罪で逮捕だってありうるでしょう。

世間が"お金"が全てと決めているのなら、感謝経済は無意味です。

しかし、僕は充実しています。なぜなら、感謝経済に共感し、一緒に命をかけて感謝経済を進めてくれる仲間がまだ少ないですがいます。

そんな、仲間と一緒に事業ができることに感謝し、感動すら覚えます。

経済合理性ではない力によって突き動かされています。

 

 人生の価値は、経済合理性では判断できません。

もし、経済合理性を一番とするなら感情を持たないロボットと一緒です。

 

 

 4月から大学を休学

 休学した理由は、デジタルノマドとして、一年間旅するように生きるためです。

実際、今年は8カ国を旅しながら仕事をしていました。

8カ国を旅しながら生きたことで、アイデアが洗練され、世界のデジタルノマドとも繋がることができました。しかも、世界のデジタルノマドが感謝経済(Thanks Economy)に共感してくれました。

本当に休学してよかったなと思うばかりです。

 

海外だけでなく国内も!

 今年は、国内も行きました。

5月には、神戸、加古川、奈良、京都の5カ所を回りました。

 

6月はロンドンとミラノ

 旅はいつもワクワクします。

 

旅先で、少年時代の友人と会えるというなんという奇跡。

本当に楽しかったです。

 そして、翌週は台湾です。

6月、7月は"The Tabi"という感じでした。

 

ついにe-residency取得

 8月についにエストニアのe-residencyを取得しました。

 

 

多拠点から無拠点へ

 Living Anywhereに招待していただき、北海道の南富良野に行きました。

北海道の自然の中で、無限に拠点を持つという無拠点生活に行き着きました。

いやー本当に素晴らしい体験ができて感謝です。

 

憧れの大輔さんが兄貴になった10月

 高校3年の時に、サムライインキュベーターのイベントで大輔さんが登壇していた時に、初めて名刺交換しました。

それから、3年経ち大輔さん主催のオンラインサロンのイベントで再開し、大輔さんも僕のことを覚えてくれていました。

その後、一緒にエストニアで旅ができるとは思ってもいませんでした。

本当に、ご縁だなと思うばかりです。本当にありがとうございます。

今では、会社のアドバイザーとしてもご協力いただいています。

 

 エストニアイベントへの登壇

 10月31日にエストニアイベントに登壇しました。

今まで、オンライン/オフライン問わずエストニアについて発信し続けていたこともあり、BETTARA STAND日本橋で登壇しました。

イベント公開後2日で、増席分全て完売し、キャンセル待ち30人以上でした。

これだけ、関心を持っていただけたこと嬉しく思います。その後、11月にも開催し、計4回述べ300名近くの方々にエストニアについてお話しすることができました。

 

 

エストニアで起業

 11月3日に、Roamers OÜをエストニアで登記しました。

事業としては、「旅するように生きる」という共通価値観を持った人たちによる共同体を感謝経済というエコシステムで創っています。

 

エストニアで法人化したことで、英語での手続きが増え、色々と大変ですが、世界最先端の経験ができていることに感謝しています。

 

 

今年を振り返って

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今年は、休学したことで3年分ぐらいの経験をしました。

「旅するように生きる」という自分のライフスタイルを定め、実践した一年でした。

旅を通して、本当に「今この瞬間を生きる」ということを痛感しました。

旅にはピリオドがあります。「将来こうなりたい、ああなりたい」という夢や希望を持つことはいいことです。明日には2018年ですが、新年の目標を立てることも重要かもしれません。

しかし、現状を否定し、未来の成長にばかり囚われていては、幸せは訪れないと思っています。現状を肯定し、生かされていることに感謝し、自分を認めてあげることで足るを知らなければ、幸せは訪れません。

明日は絶対に訪れません。人間は、過去にも未来にも"思いを馳せる"ことはできますが、生きることはできません。

ほんのわずかな"今"でしか生きることができません。その今をないがしろにするのはどうかと思うのです。

 

この思考を育めたのも、旅があったからです。本当に感謝しかありません。

 

今年は、感謝経済という経済システムを確立するというライフビジョンも見つかりました。

この、共感や思いやりから生まれる「ありがとう」によって成り立つ感謝経済を実現すべく、2018年も命を燃やして行きます。

 

今年は、感謝の一年でした。

休学を許してくれた、両親。生活や体のことをいつも心配してくれる祖父母。Roamersを支えてくれた仲間たち。ビジョンに共感しRoamersに関わってくれているメンバー(ユーザー)さん。

本当に多くの方に支えていただいて、生かされているんだと痛感させられた一年でした。

 

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

 

来年も、「旅」と「感謝経済」の一年にしていきます。

2018年もよろしくお願いします。