ブロックチェーン革命はインターネット革命を凌駕する
ブロックチェーンビジネス研究会
昨日、このブロックチェーンビジネス研究会主催のイベントに行って来ました。
今回は、そこで得た知識をシェアしたいと思います。
ブロックチェーンについて
ブロックチェーンは、もともとビットコインを支える技術で生まれました。
ビットコインは、サトシ・ナカモトと名乗る謎の人物によって作られました。そのビットコインの仕組みを解明するとブロックチェーンというものが発見されました。
ビットコインは、仮想通貨としての機能が中心ですが、通貨というよりもブロックチェーンを使って別のサービスを作れるようにしたのがイーサリアムという仮想通貨です。
このイーサリアムは、スマートコントラクトができる仮想通貨として知られています。
スマートコントラクトとは、自動契約と言われるもので、仲介を返さずにP2Pでやりとりができる仕組みのことです。
例えば、Airbnbとかがまさに言えます。Airbnbは、C2Cサービスと言われますが、厳密にはC2B2Cという形ですよね。
Airbnbという企業が仲介してC2Cの取引を成り立たせており、数十%の手数料をホストから数%の手数料をゲストから取っているわけです。
このスマートコントラクトを使えば、極端に言えば手数料を0%にすることも可能になるわけです。
そうすれば、Airbnbで掲載している部屋よりも安く部屋を借りられるようになるわけです。
これがスマートコントラクトのすごいところです。
以前にもブロックチェーンに関して触れた記事があるので、読んで見てください。
ブロックチェーン革命はインターネット革命を凌駕する
インターネット革命が起きた数年に生まれた企業が現在の世界を席巻しています。代表格は、皆さんもご存知のAppleやGoogleでしょう。Amazonもそうです。日本でもサイバーエージェントや楽天なんかもこの時期に生まれていますよね。
ブロックチェーンがなぜそんなにすごいのかというと、シンギュラリティと言われているAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)を支える技術こそがブロックチェーンなんです。
例えば、自動運転車が世界中で走っているとします。その自動運転車を管理しているのがトヨタだと仮定します。トヨタのサーバーがハッキングされサーバーダウンしたとしたら、全ての車が立ち往生する可能性がありますし、ハッキングされて、猛スピードで壁に激突するというプログラムに書き換えられたとしたら、世界中で大事故が起きます。こんなことが中央集権型のサービスでは起こり得ます。
そこで、ブロックチェーンを用いて自動運転車同士がコミュニケーションをしたらどうでしょうか。
改ざんもハッキングも難しいので、中央で管理するよりもセキュリティ的にも安全です。何個かの自動運転車が故障したとしても、中央で管理していないので、全ての車に影響があることはありません。
AIやIoTだけでなく、農業や工場、医療、エネルギー、会社経営、政治など様々な分野でブロックチェーンは使われます。
現代の生活で、電気や水道などのインフラと同じように目に見えないですが、様々なサービスを支える技術になるでしょう。
ブロックチェーンは、本当の意味で世界をインターネット化させる技術です。この機会をチャンスと捉えるか危機だと捉えるか何も思わないかで、これからの人生を大きく変えることになると思います。
私は、チャンスであり、大きな野望を思い描いているので最近ニヤニヤが止まりません。笑
BLOCKCHAIN EXE
今回、BLOCKCHAIN EXEというブロックチェーン界隈のエンジニアのコミュニティが立ち上がりました。
ブロックチェーンに興味のあるエンジニアが集うコミュニティが今までなかったということで発足したそうです。その第1回イベントが、5月12日に行われるそうです。
ご興味のある方はぜひ参加されてはいかがでしょうか。
ブロックチェーン革命は、21世紀の革命になり得ます。このチャンスを掴みたいですね。