北鎌倉に引っ越しました
こんにちは。
久しぶりの投稿になってしまいました。
最近やけに忙しく、なかなかブログを更新できませんでした。(大好きな読書も進んでませんでした....)
北鎌倉に移住
今回、引っ越した先は、北鎌倉です!
北鎌倉駅から徒歩3分にあるミライエというシェアハウス兼シェアオフィスがあり、そこに住人として住むことになりました。(https://www.facebook.com/kamakuramiraie/?fref=ts)
ミライエを運営しているのは、Lifenoteという会社です。このLifenoteは、ワークルという仕事と大学のサークルの間を作る活動をしていまして、僕は1番目の会員なんですよ(笑)
2015年から始まり、その11月ごろから関わらせてもらっています。
今回、ノマディックライフを実践したいと話したら、ミライエに住んでいいよということになり、住人になりました。
ノマディックライフとは、「旅をするように生きる」というライフスタイルのことです。
住んでみて
昨日(5/3)の夜から住み始めました。
この写真は、先ほど撮ったものです。今日も天気が良くて、気持ちいいです♪
この家には、テレビがなく、山の上にあるので、人口音が少なく、内省をしたり考え事をするにはぴったりな場所です。
過ごしやすさで言いますと、北鎌倉は、少し寒い気がします。気のせいなのかな?
築75年の古民家のため、ところどころ風通しがよく、常に喚起されている感じです。(冬は寒すぎますが...)これからの時期にはぴったりです。
今日の朝は、鳥のさえずりで目が覚めました。
縁側で読書や仕事をしていると、少し冷たい風が入ってきて心地いいです。ホトトギスのさえずりと木のなびく音、風によって運ばれる土の香り。
心が静まる懐かしい感じ。
とても居心地がいいです。
時計もないので、時間の感覚が無くなりそうな勢いです。
多拠点生活について
実際に初めてみると、少し面倒も感じています。(始めたばかりなのもあります。)
自分の帰る場所がないので、家を決めるのにも一苦労。特に予算が決まっているので、なかなか見つけにくいというのはあります。
しかも、5日夜〜7日までミライエで合宿が行われるみたいで、6日の夜はどこかで泊まってという話になり、色々と面倒な作業が増えちゃったというのもあります。
しかし、宿泊場所を用意していただけたので一安心です。
また、元々の住人もいるので、その人の生活リズムにも気を使ったり、家によってルールが違うので、それを覚えたりと何かと気を使ってしまう。
自分のルーティーンを早く作らないと、ストレスフリーで暮らしながら効率よく仕事が進まないと思いました。
時間を有効に使う方法を早く掴まなければ。と思った今日でした。
まとめ
東京では味わえない心地さがあり、自然に身を委ねているような感覚に陥ります。
北鎌倉にくると、東京では時間に追われ、ストレスを感じながら過ごしていたんだなと感じます。(東京にいた時は、別にストレスとは認識してませんでしたが)
これから、北鎌倉でのルーティーンを早く整えて、身も心も健康で、読書に仕事に勤しみたいです!
ブロックチェーン革命はインターネット革命を凌駕する
ブロックチェーンビジネス研究会
昨日、このブロックチェーンビジネス研究会主催のイベントに行って来ました。
今回は、そこで得た知識をシェアしたいと思います。
ブロックチェーンについて
ブロックチェーンは、もともとビットコインを支える技術で生まれました。
ビットコインは、サトシ・ナカモトと名乗る謎の人物によって作られました。そのビットコインの仕組みを解明するとブロックチェーンというものが発見されました。
ビットコインは、仮想通貨としての機能が中心ですが、通貨というよりもブロックチェーンを使って別のサービスを作れるようにしたのがイーサリアムという仮想通貨です。
このイーサリアムは、スマートコントラクトができる仮想通貨として知られています。
スマートコントラクトとは、自動契約と言われるもので、仲介を返さずにP2Pでやりとりができる仕組みのことです。
例えば、Airbnbとかがまさに言えます。Airbnbは、C2Cサービスと言われますが、厳密にはC2B2Cという形ですよね。
Airbnbという企業が仲介してC2Cの取引を成り立たせており、数十%の手数料をホストから数%の手数料をゲストから取っているわけです。
このスマートコントラクトを使えば、極端に言えば手数料を0%にすることも可能になるわけです。
そうすれば、Airbnbで掲載している部屋よりも安く部屋を借りられるようになるわけです。
これがスマートコントラクトのすごいところです。
以前にもブロックチェーンに関して触れた記事があるので、読んで見てください。
ブロックチェーン革命はインターネット革命を凌駕する
インターネット革命が起きた数年に生まれた企業が現在の世界を席巻しています。代表格は、皆さんもご存知のAppleやGoogleでしょう。Amazonもそうです。日本でもサイバーエージェントや楽天なんかもこの時期に生まれていますよね。
ブロックチェーンがなぜそんなにすごいのかというと、シンギュラリティと言われているAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)を支える技術こそがブロックチェーンなんです。
例えば、自動運転車が世界中で走っているとします。その自動運転車を管理しているのがトヨタだと仮定します。トヨタのサーバーがハッキングされサーバーダウンしたとしたら、全ての車が立ち往生する可能性がありますし、ハッキングされて、猛スピードで壁に激突するというプログラムに書き換えられたとしたら、世界中で大事故が起きます。こんなことが中央集権型のサービスでは起こり得ます。
そこで、ブロックチェーンを用いて自動運転車同士がコミュニケーションをしたらどうでしょうか。
改ざんもハッキングも難しいので、中央で管理するよりもセキュリティ的にも安全です。何個かの自動運転車が故障したとしても、中央で管理していないので、全ての車に影響があることはありません。
AIやIoTだけでなく、農業や工場、医療、エネルギー、会社経営、政治など様々な分野でブロックチェーンは使われます。
現代の生活で、電気や水道などのインフラと同じように目に見えないですが、様々なサービスを支える技術になるでしょう。
ブロックチェーンは、本当の意味で世界をインターネット化させる技術です。この機会をチャンスと捉えるか危機だと捉えるか何も思わないかで、これからの人生を大きく変えることになると思います。
私は、チャンスであり、大きな野望を思い描いているので最近ニヤニヤが止まりません。笑
BLOCKCHAIN EXE
今回、BLOCKCHAIN EXEというブロックチェーン界隈のエンジニアのコミュニティが立ち上がりました。
ブロックチェーンに興味のあるエンジニアが集うコミュニティが今までなかったということで発足したそうです。その第1回イベントが、5月12日に行われるそうです。
ご興味のある方はぜひ参加されてはいかがでしょうか。
ブロックチェーン革命は、21世紀の革命になり得ます。このチャンスを掴みたいですね。
旅をするように生きるには
モバイルボヘミアン
昨日、本田直之さんと四角大輔さんが共同で執筆した『モバイルボヘミアン』が発売されました。
今回は、モバイルボヘミアンという本をご紹介します。
モバイルボヘミアンとは
モバイルボヘミアンとは、
仕事のために生きるのではなく、自分の好きなことをライフスタイルの中心に据えながら、旅をするように働き、暮らす、自由な生き方のこと。
「自分らしくいられる時間をできるかぎり長く持つための方法」であり、「仕事、表現、生活のクオリティを極限まで引き上げるための考え方」とも言える。
ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2012/03/16
- メディア: 単行本
- 購入: 25人 クリック: 206回
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この中で、「自由に旅し、国境を超え、自由に生き、自由に仕事をする」という意味としてノマドを用いていた。
しかし、ノマドという言葉自体が陳腐化してしまったと本田さんは言う。
カフェで仕事をする人=ノマドワーカーというように、オフィスに行かないで仕事をするだけの存在としてノマドが捉えられてしまった。だから、モバイルボヘミアンという言葉で、ノマド2.0時代を本書では書いている。
このノマド2.0のモバイルボヘミアンは、"どこでも仕事ができる"ノマドワーカーに加え、「仕事とプライベートの境がなくなってきている状態」を指すそうです。
以前私も、自身のFacebookで投稿していたのですが、まさにモバイルボヘミアンという言葉に集約され、スッキリしました。
モバイルボヘミアンは、
ただお金を稼ぐためだけ、食べるためだけに働くのではなく、得意なことや好きなこと、ライフスタイルそのものをコンテンツにして仕事をすることです。
モバイルボヘミアンになるには
では、どうやったらモバイルボヘミアンになれるのでしょうか?
旅をしながら生きるためには、準備期間が必要だと本書には書かれています。本田さんも四角さんも、大学生の頃から計画して実現できたライフスタイルだったそうです。
そして、二人とも会社員経験をしてから今のライフスタイルを手に入れたそうです。
しかし、お二人がモバイルボヘミアンになったのは、インターネットがなかった時代です。その時代だからこそ、15年かけて準備をしたと言うことです。
言い換えれば、インターネットを用いて準備を行えば、準備期間が5年でも実現できるかもしれません。
しかし、準備期間は必要ということに変わりはありません。
モバイルボヘミアンになるために準備することが7つあげられています。
・「ミニマムライフコスト」を把握する
・人生の「インフラ」となる経験を蓄積する
・「SNS×マニアックメディア」で発信力を確保する
・好きの徹底追求と発信で、「個人ブランド」を確立する
・「ベーシックインカム」を自分でつくる
・「旅」そのものを、生活にし、仕事をする
・自分の意思で人生を「デザイン」する
特に、「ミニマムライフコスト」を把握するというのは、今すぐにでもできるのでやったほうがいいです。
私の場合は、月15万円あれば余裕で生活できることがわかりました。
家賃や交通費、食費などあらゆるものを数値として出してみると、気持ちが楽になると思いますよ。
感想
テクノロジーの発展によって、場所や時間に囚われることなく生きていくことが可能になりました。
今までの時給制というのは、”時間を企業に売る=命を企業に売る”ことで対価としてお金をもらうことをしてきました。
しかし、モバイルボヘミアンは、場所にも時間にも縛られないからこそ時間(命)をムダにするのではなく、自分の好きなことに命を注ぐことができるようになるのです。
そこに、ライフワークバランスは存在しません。なぜなら、仕事でもあり趣味でもあるからです。いうなれば、ライフワークミックスという状態です。
しかし、すぐにモバイルボヘミアンやハイパーノマドになることはできません。そのためには、準備期間が必ず必要です。
準備期間では、『基礎スキル』と『専門スキル』を身につけ、そこに『オリジナリティ』を付加すれば、モバイルボヘミアンとなることができるそうです。
私は、よく考える前に行動してしまいます。確かに、準備期間で基礎を造っておかないと、数年で基礎が崩れて長期的なモバイルボヘミアンになることができないと学びました。
私の場合は、会社員になって準備するのではなく、新しい事業を興しそこから『基礎スキル』と『専門スキル』を学び、モバイルボヘミアンになって生きたいと思います。
そして、スタートアップ起業家でノマドというのがオリジナリティに繋がるのではないかと思っています。
そして、自分自身が熱狂的に突き詰められるコトがまだ見つかっていない気がします。(すでに手の中にあるのかもしれませんが)
熱狂的に突き詰められるコトを見つけるためにも、旅にでたいと思えました。
モバイルボヘミアンというライフスタイルは、向き不向きがあります。隣の芝は青いので、憧れるかもしれませんが合わない人もいます。
人生は、十人十色です。
こんなライフスタイルもあるんだと思って、『モバイルボヘミアン』を読むのもいいでしょうし、『旅をするように生きたい』と思って参考書として読むのもいいと思います。
僕は後者でしたが....
最後に、本田さんも四角さんもここに書いてあることを真似しろとは一切言っていません。一つの参考事例として紹介しているだけにすぎません。
右も左もわからないうちは、徹底的にパクってもいいかもれません。しかし、守破離の精神と同じで、型を破って、オリジナルの型を創っていかなければいけません。
私は、ノマド3.0でありモバイルボヘミアン2.0を実践したくてうずうずしています。デュアルライフ(二拠点生活)ではなくマルチライフ(多拠点生活)です。
一度読んでみてはいかがでしょうか?
合わせて読みたい本田直之さんの著書
1)この本は僕が初めて読んだ本田さんの著書です。まさにバイブル。
ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2012/03/16
- メディア: 単行本
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2)本田さんの旅の軌跡です。旅をするように生きるためには読むべき
TraveLife クリエイティブに生きるために旅から学んだ35の大切なこと
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2015/08/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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3)生産性を上げ、時間を生み出すために読むべき本
- 作者: ブライアン・トレーシー,本田直之,片山奈緒美
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2009/10/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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4)セルフブランディングの考え方を学べる。個を売り出したいなら必読
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2009/11/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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合わせて読みたい四角大輔さんの著書
1)この本を読んで以来、財布を捨てました。
2)まだ読んでませんが、めっちゃ読みたい本の一つ
最近、生きている心地がしないあなたへ
諦める力
今回紹介するのは、為末大さんの『諦める力』という本です。
諦めるという言葉は、ネガティブな意味が感じられますよね。逃げているように感じたり、投げたしたり。
しかし、別の意味があるそうです。
諦めるという言葉の語源は「明らめる」だという。仏教では、心理や道理を明らかにしてよく見極めるという意味で使われ、むしろポジティブなイメージを持つ言葉だというのだ。
そこで、漢和辞典で「諦」の字を調べてみると、「思い切る」「断念する」という意味よりも先に「あきらかにする」「つまびらかにする」という意味が記されていた。
諦めるとは、元々ポジティブな意味だったのに、いつからかネガティブな意味で使われるようになってしまったのです。
諦めるという言葉を見つめ直すと、
「自分の才能や能力、置かれた状況などをあきらかにしてよく理解し、今、この瞬間にある自分の姿を悟る」
ということになります。
感想
この本には痛快さがありました。
私は、商業高校出身です。
その時、情報処理科という学科にいたので、高校1年からプログラミングを学んでいました。特に、国家試験に力を入れていたこともあり、応用情報技術者試験という国家資格まで取得しました。
私は元々、パソコンが好きだったわけでもなく、キーボードも2つ指でタッチしていたぐらいでしたが、クラスメートの中には自作でパソコンを作っているツワモノまでいました。
そんな状況の中、プログラミングを勉強し、部活でもパソコン部のようなところにいたので、一日中プログラミング漬けのような感じでした。その生活を3年間続けましたが、一向にプログラミングが上達しませんでした。自分自身もプログラミングは好きではありませんでしたし、ディスプレイと数時間にらめっこして、座りっぱなしという状況が好きになれず、勉強にも身が入らないといったところでした。
先生からは、「努力が足りない」とか「そんなこともできないなら、何やっても一緒」と怒られ、いかに怒られない程度にサボるかが重要な尺度になっていました。(笑)
(ある程度は、できるように勉強はしてましたよ笑)
皆さんもこんな経験をしたことはないでしょうか?
私は小学1年生から兄の影響で野球をやっていました。その頃からコーチや監督に言われたのは、「イチローは努力の天才」「努力すれば報われる」「諦めるな」「最後までやりきれ」と色々言われてきました。
私も、馬鹿正直にそれを信じて、素振りをしたり毎朝早起きして走ったり、坂道ダッシュをしたりした記憶があります。しかし、そういった練習を好きにはなれませんでした。やっぱり、紅白戦とか練習試合とか試合の方が楽しかったです。
イチロー選手のように、四六時中野球について考えたり、苦しい練習を続けることはできませんでしたし、モチベーションも湧きませんでした。
今思えば、自分の才能が野球にはなかったということかもしれません。
本書にも書かれていましたが、イチロー選手や錦織選手のようなトップスターの存在の人たちは、練習を苦として捉えてません。楽しくて楽しくて仕方がないそうです。一つ一つの練習は、苦しいものですが、それで成果がついてくるからやめられない。という状態に入るそうです。
しかし、その分野に置いて才能がない人は、苦しい練習をしても成果が一向に現れなかったり同じだけ努力しても同じパワーを発揮できない。だから、楽しいとも思えない。しかし、周りの言葉や世間の言葉から「諦めるな」「努力は報われる」と言われるから辞めることができないというサイクルに陥ってしまいます。
本書で痛快な一言があったので紹介します。
スポーツの世界では、とりわけ「中途半端なところで諦めるべきではない」という価値観が強い。途中で諦めたら、どの世界に行っても同じことが続くぞ、とお決まりのように言われる。そう言う人には聞いてみたらいい。
「では、あなたは僕がやめずに続けたとして、どのくらいまで行くと思いますか」
その問いに対する答えが具体的で根拠のあるものなら、考え直すのもありだと思う。しかし、ただ「諦めるな」と行っているだけなら聞き流せばいい。
まさに、高校時代に先生から言われていたことそのもので読んでいて痛快でした。お決まりの言葉を言われてもへこたれることなく、聞き流せばいいのです。
注意が必要なのは、聞かないのではなく、聞いた上で忘れると言うことで。「そう言う考え方もありますよね」と受け止め流す。
ビジネスで成功している人で尊敬する人でも完璧はありません。人間だから間違えることだってあります。自分の価値基準に照らし合わせた時に、自分には合わない考え方だと思ったら聞き流すと言うことも覚えないと自分が潰れてしまいます。
最後に、努力ってなんだといつも私は考えてしまいます。
私の定義ですが、「ある目標を達成するまで、あきらめずに「やるべきことを行う」こと」を意味しているのかなと思っています。これは、以前にGRITと言う本を読んだときに考えた定義です。
やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
- 作者: アンジェラ・ダックワース,神崎朗子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/09/09
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今回、「諦める力」を読んで、改めて”努力”を考えてみるのもいい機会かもしれません。
この私の定義に置ける”諦めずに”というのは、あと少しで成功しそうな状況と思えるものだったり、辛いけど客観的にみると成果が出ているという状況に置いてです。
「やらされている感」があったり、続けることが義務的になっているというものではありません。
そして、才能という言葉。
これも「なんだ?」と思いました。
才能のある分野を見つける基準として、私は周りからは「頑張ってるね」「努力しているね」「成長したね」と言われているけども自分はそんなつもりはないという状態にある分野だと思っています。
呼吸をしてても苦にならないのは、たまたま呼吸をする才能があったということではないかなぁ。
鼻が詰まっている時って、鼻を噛んだり、水を飲んでみたり、呼吸するのに努力しますよね。
ぜひ、今生きている心地がしない人や「諦めるな」と言われて変な気持ちがしたことがある人、今進路で悩んでいる人には読んで欲しいです。
続編もあるようです!
ミニマリストになろう【書籍編】
なぜ電子書籍なのか
数年前までは、私も電子書籍って目が疲れるし、紙の本の方が愛着が湧くし、紙だと付箋とかもつけられるからやっぱ本って紙じゃなきゃ!と思っていました。
しかし、ノマドという生き方に出会い、ミニマリストという考え方に出会ったことで考えが一気に変わりました。
それから、電子書籍をKindleアプリで読み始めました。すると、めっちゃ便利ということに気がつきました。
・買いたい時に買える
・デバイスさえあればいつでもどこでも読める
・片手で読める
・いつでも見直せる
・付箋もペン書きもメモもできる
・どれだけ本を買っても質量が増えない
・本が安く買える
ざっとこのぐらいのメリットを実感し、今でも愛用しています。
買いたい時に買える
紙の本だと、読み終わったら本屋に行って面白そうな本を物色してから買うという選択肢もありますが、Amazonでほしい物リストに追加した本を注文するという方が主流ですかね。
どちらにせよ、本屋に行く時間もなかったり、注文してから半日は待たされたりしますよね。
電子書籍であれば、本が読み終わってからAmazonで次の読みたい本を探し、Kindle版に指定して"1-Click"で注文すれば数分で次の本を読むことができます。
同じAmazonを使っても半日以上早く読み始めることができるので、それだけ多く読書することが可能になります。
デバイスさえあればいつでもどこでも読める
本って持ち歩くの大変ですよね。以前、肩をすくめるアトラスという本を読んでいた時は大変でした。(図書館で借りた本なので当然紙でした。)
この本は、1200ページを超えるので毎日辞典を持ち歩いている気分でした。電車に乗って本を読もうと思うと腕が疲れますし、広げられない。
最後の方は腕が慣れてきて結構長時間でも読めましたが....
デバイスが図書館のようになってますので、次々と新しい本を読めますし、カバンを持たない日でも空き時間に読書ができます。
片手で読める
片手で読書ができるというのは大きいです。特に電車が混んでいて座れない時に重宝します。電車の揺れは突然きますよね。紙の本だと両手を使ってページが閉じないようにしながら読書をしなければいけません。電車の中でつり革に掴まらないで、両手で読書をしている時って、揺れに対応する必要があるので読書に集中できませんよね。
ましてや満員電車だと、紙の本を取り出すのって他人にも迷惑をかけてしまいます。
片手で読めるし、デバイスで読める電子書籍ならどこでも読めます。
いつでも見直せる
紙の本を数十冊持ち歩いている人を見たことはあるでしょうか?または、本棚を背よって職場や学校に通っている人はいるでしょうか?
そんなことしてる人いないですよね笑
電子書籍なら毎日、本棚を持ち歩くことができます。実際、一冊ぐらいしか読まないですが、ふと思い出した時に、別の本を読み直すことが可能になります。
「この間読んでいた本に面白いこと書いてあったなー」と引用したくなった時に、紙の本だと、帰宅後にその作業をすることになりますが、電子書籍ならすぐに探し出すことが可能です。
本によっては、コピペもできるので、素早く引用が可能になります。
付箋もアンダーラインもメモもできる
私の場合は、移動中の読書が多いです。そのため、電車の中で気になった部分があった時に、付箋やペンをカバンから取り出すなんてできません。
電子書籍なら指先で付箋もアンダーラインもメモ書きまでできます。
付箋がなくなることもインクがなくなることもないです。
どれだけ本を買っても質量が増えない
ミニマリストとして生きて行くならこれは大きな問題です。紙の本は、1冊1冊は小さくても長年買っていれば、相当な質量になってきます。
家に本棚が必要になります。すると、家のスペースが狭くなります。
引越しをするときも本を運ぶのにダンボールを何箱も使っちゃいますよね。
引越しが多い人は、ダンボールから出さない本もあるのではないでしょうか?
全ての本を把握できているでしょうか?
本に愛着あるし、いずれ読むだろうと置きっぱにしてある本を最後に読んだのはいつでしょうか?
私は、今まで買った紙の本を実家に置いていました。先日、久しぶりに見たら本が日焼けしていました。
日焼けしていない本でもダンボールに入ったままで誰にも見られない可哀想な状況でした。
電子書籍なら、あなたの愛着のある本を手元に置いておくことができます。
読書家の人でも家の中に本棚を作る必要が無くなります。それだけ、移動も楽になりますし、スペースもいりません。
本が安く買える
Kinlde版の本って紙として印刷しないですし、送料もかからないので、単行本よりも安く販売されています。
数十円〜数百円の違いですが、”塵も積もれば山となる”です。
年間で考えたら、同じ金額で何冊多く読めるのだろうか。。。
電子書籍にしたことで、読書することが好きなりました。たまに図書館で紙の本を借りますが、両手で持たないといけないというのが不便でした。
また、混んでいる電車では読書できないというのも大きいです。
世界中に家が持てる時代 Co-living
ノマドってやっぱり難しそう
ノマド(多拠点生活)をするハードルって
1)仕事の問題
2)住む家の問題
3)家族の理解が得られない
というのがあると思います。この順位は、人によっても異なりますよね。
仕事の問題
仕事は、独立してフリーランスになった人は「時間」と「場所」に縛られることなく仕事ができるので、世界中を旅しながらでも仕事ができますよね。(クライアントと対面で会うことが仕事の方は難しいですが。)それでも、世界中にクライアントが持てれば、できるかもしれません。
2017年版フリーランス人口が先日ランサーズで発表されました。
人口は、1,122万人になったそうです。去年の調査から5%アップしているそうです。
ただ、この人口は広義のフリーランスの数なので、ノマドのように自由に飛び回るフリーランスはごく僅かでしょう。
私は、フリーランスだけがノマドになれる人だとは思っていません。
特に注目したいのは、リモートワーカー&テレワーカー(以下リモートワーカー)です。
リモートワーカーは、会社員です。日本の大多数の会社では、リモートワーカーは消極的なとらわれ方がされています。
「子育てで仕方がなく」「両親の介護で仕方がなく」というように。だから、周りの同僚も、嫌な顔をしてしまう。そんな同僚たちの顔を見ていたら、リモートワークの申請するのやめよう。
リモートワークは、オフィスに出てこれない人が「仕方なく」申請するものという感じが日本ではあります。
一方、リクルートやYahoo! Japan、Microsoft、サイボウズなどの企業では、リモートワークを推奨し、社員に出社禁止を呼びかけてたりします。
このように、大手企業や外資系企業では次第にリモートワークが推奨されています。
オフィスに出社して仕事をしないと、仕事ができないというのは幻想です。
ノートパソコンが世に出た時に、外で仕事をするのはセキュリティ的に危ないという風潮がありましたが、今では企業からノートパソコンが支給されています。
また、AmazonがKindleを出した当初、「電子書籍では本は読めない」とよく言われていました。日本では、今もなかなか普及は進んでいませんが電子書籍の方が安いし便利という声も上がっています。実際私は、すべての本を電子化しました。
リモートワークも今後広がりを見せると思います。
週2日出社すればいいとなれば、東京と軽井沢の二拠点生活だって可能です。これも立派なノマドです。
強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」
- 作者: ジェイソン・フリード,デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン,高橋璃子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2014/01/24
- メディア: 単行本
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以前も紹介しました、この本にはオフィスを持つ必要がない理由と実践するナレッジが書かれています。
住む家の問題
人間は、有機物で存在があるので、住居が必要です。どれだけVRが発達しても、住居までVRにはならないでしょう。(外装や内装はなるかもしれませんが...)
多拠点居住をしようと考えると、『家賃』って大きな問題です。
季節ごとに住まいを変えようと、四拠点生活を始めたとします。普通に考えると、4つの家を借りるので、一箇所借りていた時よりも4倍の家賃がかかってしまいます。
今は便利な時代なので、その四拠点をAirbnbで貸し出そうと考えました。人によっては、副収入として利益まで出ちゃうという人もいるかもしれません。しかし、まず4拠点を借りるための物件探し、敷金礼金、契約の手続きにお金も時間も掛かります。
じゃあ、家借りなくていいようにAirbnbで住み替えればいいじゃん。となりますね。Airbnbをフランクフルトで使ったことがありますが、ホストとのやりとりがめんどくさんですよね。何回もやりとりを重ねたり、1ヶ月住もうと思ってたら、別の予約が入ってて条件に合う人を一から探さないといけないとか。
あと、一泊3000円ぐらいするので、長期滞在するには高いです。
色々と問題がでてきます。
そこで今回は、海外のサービスを紹介したいと思います。
1.ROAM
Roamは、月額20万で世界中のRoamハウスに住むことが可能になるサービスです。
拠点は、ロンドン・東京・マイアミ・バリ島の4拠点あります。なんと、東京の赤坂にもあるんです。
Roamは、元ホテルを改装したり、豪邸を改装したりと、デザインにもこだわっています。あと、ワーキングスペースも完備していて、家とオフィスがくっついた職住一体となった場所になっています。
海外を飛び回るノマドにはいいかもしれません。
ただ、月額20万円なので、ざっと年収1000万円以上ある人でないと使えないのが難点です。
2.WeLive
次に紹介するのが、あのコワーキングスペースのWeWorkが手がけるサービス。WeLiveです。このサービスは、アメニティーが揃ったシェアハウスを低価格で提供するものです。さっきのRoamとは異なり、1拠点毎に家賃が発生します。
一緒に住むCo-Livingを重視しているだけあって、ユーザー間のコミュニケーションが充実しているみたいです。
最も安い料金が、月15万円ほどです。
拠点は、ニューヨークとワシントンDCの2ヶ所です。もともと、ニューヨークに安く住める家を提供したいというところから始まっています。
今後、WeWorkのコワーキングスペースがある都市に展開していきそうですね。
3.StayAwhile
StayAwhileとは、世界中のホテルに泊まり放題の定額サービスです。
2017年春にニューヨークのホテルで正式リリースされる見込みです。
今年の秋には、パリ、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ベルリン、ロンドン、アムステルダムに展開する予定です。
料金に関しては、まだ不明です。
4.Zoku
Zokuは、アムステルダムのホテルですが、名前の由来は日本語の「族」から来ているそうです。
Zokuは、Co-Livingを意識していて、民泊×コワーキングスペースのような形です。イメージがしづらいですが、詳しく知りたい方は、リンクからみてください。
価格は一泊1.3万円ぐらいです。
拠点は、ヨーロッパを中心に広げ10年以内に世界50拠点まで広げる予定だそうです。
Zokuは、定額ではありませんが、Co-Livingサービスという観点で取り上げました。
このように、住むことに関しても障壁が緩んで来ています。
家族の承諾というのが家族持ちの方には大きなハードルになりますよね。ノマド生活は、独身のうちに謳歌すべきなのかもしれません。
それとも、理解あるパートナーと出会い、家族でノマド生活を送れるようにするかですね。
テクノロジーの発達によってノマドになるのが、簡単になった時代が現代です。
「オフィスじゃないと仕事はできない」「自分の家を持たないと一人前じゃない」という固定概念から解き放たれて、自分の心がワクワクするような人生を歩みましょう!
ノマドは、あくまで一つの選択肢です。
自分の「幸せ」の物差しを持って、一度きりの人生を悔いのないように生きましょう♪
多拠点居住という生き方
そして、暮らしは共同体になる。
今回紹介する本は、『そして、暮らしは共同体になる。』です。
この本は、オイシックスという美味しくて安全な野菜を売るECサイトを運営する会社が中心に書かれています。
衣食住というのは、人間生活において切っても切れないものです。
その、"食"の部分でオイシックスについて触れられていました。
この本の面白いのは、話題に上がった料理の作り方がコラム書きされているところなんです。作者の佐々木俊尚さんが料理本を書かれることが多いそうで、そのエッセンスが詰まっている本でした。(僕個人は、あまり料理が得意ではないので、参考にならないのですが、料理好きの人は参考にしてみてはいかがでしょうか。)
上昇志向と反逆クール
上昇志向とは、「上へ上へ」目指していくことです。具体的には、高度経済成長の時代の意識で、「年収をあげたい」「もっと豊かな生活をしたい」「高級車に乗りたい」「高級マンションを買いたい」という上を目指す行為のことです。
反逆クールとは、「外へ外へ」目指していくことです。具体的には、ヒッピーやオーガニック原理主義のようにアウトサイダーとして「大衆は理解していない真実を、自分だけが理解している」という考えのもと、外の世界を目指し、大衆から離れて行く行為のことです。
この本で紹介されていた言葉で面白かったのは、みんなが反逆クールに憧れを抱き、アウトサイダーを目指すと
「『反消費社会』を消費して『消費社会』がさらに成長していく」
状態になると言っていたところでした。
反消費的に、生きることがかっこいいと思って発信していたことによって、大衆が煽られ、結果的に消費社会が大きくなってしまうという矛盾が起こります。
(ストリートファッションなんかが代表的ですね。)
今、現れているのは、「上へ」でも「外へ」でもない「横へ、横へ」という動きです。
「横へ横へ」というのは、ごく平凡ではあるけど『幸せ』だなって感じられる暮らしを求めていることです。そして、反逆クールの大衆から離れるという行動をとるのではなく、大衆との接点も持つという姿勢を持っていて、持続性のある共同体を作ろうとするのが特徴です。
次に、多拠点居住についてです。
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